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情報システム学会 メールマガジン
2022.9.30 No.17-06
2022年9月号(9月30日(金)発行)目次
[1] 第18回全国大会・研究発表大会 (11月26日 新潟国際情報大学)
[2] 連載 発注者からみた官公庁情報システムの現状と課題(岩崎和隆)
第37回 官公庁とDX(20)官公庁の人材確保及び育成と
中の人の幸福及び持続可能性
[3] 連載 “Well-being”ことはじめ(三村和子)
第58回 ポストアイデンティティのメンタルヘルス
[4] 連載 プロマネの現場から(蒼海憲治)
第174回 ワーケーションの取り組み
[5] 連載 情報システムの本質に迫る(芳賀正憲)
第184回 ”人間中心の情報システム”再考
[6] 経営情報学会2022全国研究発表大会 協賛
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[1] 第18回全国大会・研究発表大会開催案内(11月26日)
第18回全国大会・研究発表大会開催案内
日 時:2022年11月26日(土)
場 所:新潟国際情報大学 新潟中央キャンパス
全体のテーマ
新潟から発信する未来の情報システム
〜起業家がつくる快適な地域社会〜
https://www.issj.net/conf/issj2022/
参加申込 https://www.issj.net/conf/issj2022/regatt.htm
発表申込 https://www.issj.net/conf/issj2022/regpre.htm
◆◆発表申込期限を延長しました。申込期限は、10月3日(月)◆◆
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[2] 連載 発注者からみた官公庁情報システムの現状と課題(岩崎和隆)
第37回 官公庁とDX(20)官公庁の人材確保及び育成と
中の人の幸福及び持続可能性
1 はじめに
デジタル社会の実現に向けた重点計画※1、自治体デジタル・トラン
スフォーメーション(DX)推進計画※2ともに、その人材確保及び育成
において、官公庁の中の人の幸福という視点が、あまり感じられません。
もっとも、私の感性が低く、実際にはそれらの計画において十分に考慮
されているのかもしれません。
官公庁においてITを担当する方の幸福は、私の情報政策研究における
視点のうちの一つです。そして、動機の一つでもあります。過度に辛い
思いをされている方が多いように見えるからです。社会人として仕事を
する以上、適度の負担はやむを得ないとしても、誰かの著しい自己犠牲
を前提とすれば、何事も上手く行きません。また、仮に一時的に上手く
いっても、持続可能性がありません。自己犠牲の人数は、関係ありませ
ん。少数でも、たとえ一人でも、プロジェクト失敗の原因になります。
そこで本稿では、人材確保及び育成と中の人の幸福について検討します。
(全文は、下記リンクからご覧ください。)
https://www.issj.net/mm/mm17/06/mm1706-gk-gk.pdf
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[3] 連載 “Well-being”ことはじめ(三村和子)
第58回 ポストアイデンティティのメンタルヘルス
日本心理臨床学会は心理学系の学会として3万人弱の会員数を有する
国内最大の臨床心理士、公認心理師、精神科医、カウンセラなどが所属
する職能団体です。今年度(第41回)の大会は、オンラインと対面の両
方で実施されることになり、オンライン大会は9月2日から25日までの24
日間、対面大会は10月1日、2日の2日間の開催です。私は今月何度かオ
ンライン大会にアクセスしました。コロナ禍で対面大会が大幅に縮小さ
れて実施される点は残念ですが、オンライン大会はインターネット上の
特設サイトでの配信であるため、都合のよいときに何度でも繰り返し観
ることができることは有益と感じられます。
(全文は、下記リンクからご覧ください。)
https://www.issj.net/mm/mm17/06/mm1706-wb-wb.pdf
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[4] 連載 プロマネの現場から(蒼海憲治)
第174回 ワーケーションの取り組み
本稿を書いている2022年9月4日時点では、新型コロナ感染者の
東京でのピークが一日4万人に及んだ第7波も、徐々にですが減少しつ
つあります。しかしながら、感染者数は依然高止まりであるため、オフィ
スへの通勤や国内出張、懇親会なども禁止ではないものの、優先度の見
極めや人数制限が入っている状態が続いています。
2020年春の新型コロナ流行以降、過去20年もの間遅々として進ま
なかったリモートワークでしたが、緊急事態宣言、まん延防止法が発出
される中、在宅勤務に必要な環境が整備され、リモートワーク、テレワー
クが通常の業務となりました。
(全文は、下記リンクからご覧ください。)
https://www.issj.net/mm/mm17/06/mm1706-pg-pg.pdf
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[5] 連載 情報システムの本質に迫る(芳賀正憲)
第184回 ”人間中心の情報システム”再考
日本社会で、子どもの貧困の増加が大きな問題になっています。報道
等で明らかなように、日本の子どもの貧困率は約14%、7人に1人の子
どもがきわめて厳しい生活を余儀なくされています。食事が十分にとれ
ない子どもたちも多く、子どもたちへの食事の提供を契機に各地に設立
された子ども食堂の数は、昨年末までに確認ができただけで全国600
7箇所におよんでいます。
将来の日本を担っていくべき子どもたちに、十分に食事を与えられな
い社会、このような社会が、人間中心の「世の中の仕組み」(情報シス
テム)の考え方に大きく反していることは明白です。
(全文は、下記リンクからご覧ください。)
https://www.issj.net/mm/mm17/06/mm1706-hs-hs.pdf
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[6] 経営情報学会2022全国研究発表大会 協賛
経営情報学会2022全国研究発表大会に協賛しました。
https://www.jasmin.jp/zenkoku_taikai/2022_fall/#index_id0
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08月30日号は・・ https://www.issj.net/mm/mm17/05/mm1705.html
07月29日号は・・ https://www.issj.net/mm/mm17/04/mm1704.html
06月28日号は・・ https://www.issj.net/mm/mm17/03/mm1703.html
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編集長 :川野喜一、 副編集長:永田奈央美
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芳賀正憲(50音順)
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