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情報システム学会 メールマガジン
2022.6.28 No.17-03
2022年6月号(6月28日(火)発行)目次
[1] 第18回全国大会・研究発表大会開催案内(11月26日)
[2] 開催報告 第15回シンポジウム(5月28日開催)
[3] 砂田会長の講演録画公開のご紹介
[4] 情報システム学会誌 第17巻 第2号
2022年3月31日発行のJ-Stage登載及び公開完了
[5] 「情報システム学」の事前公開について
(新情報システム学体系調査研究委員会)
[6] 開催案内 基礎情報学研究会とネオ・サイバネティクス研究会
合同研究会(8月7日開催)
[7] 連載 発注者からみた官公庁情報システムの現状と課題(岩崎和隆)
第34回 官公庁とDX(17)自治体情報システム標準化プロジェクトの危うさ
[8] 連載 “Well-being”ことはじめ(三村和子)
第55回 「一丸となる」心理的安全性
[9] 連載 プロマネの現場から(蒼海憲治)
第171回 PMBOKガイド第7版の改定ポイント
[10] 連載 情報システムの本質に迫る(芳賀正憲)
第181回 情報システム学体系化の目指していること
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[1] 第18回全国大会・研究発表大会開催案内(11月26日)
第18回全国大会・研究発表大会開催案内
日 時:2022年11月26日(土)
場 所:新潟国際情報大学 新潟中央キャンパス
全体のテーマ(案)
新潟から発信する未来の情報システム
〜起業家が創(つくる)る快適な地域社会〜
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[2] 開催報告 第15回シンポジウム(5月28日開催)
開催報告 第15回シンポジウム(5月28日開催)
情報システム学会 研究普及委員長 中鉢直宏
『ウェルビーイングを実現するこれからの人間中心の情報システム
〜多様な人びとの持続可能な幸せのために〜』をテーマに情報システム
学会第 15 回シンポジウムが専修大学 神田キャンパス5号館にて開催さ
れました。去年は遠隔開催でしたので、今年は2年ぶりの対面開催となり
ました。久しぶりの対面ということもあり、当日9名のキャンセルなども
影響して、参加人数28人(正会員21名、非会員7名)と昨年のオンライン
開催(参加者45名)よりも参加者は減少となりましたが、素晴らしい講演
と活発な議論によりとても本学会にとって充実したシンポジウムとなりました。
(全文は、下記リンクからご覧ください。)
https://www.issj.net/mm/mm17/03/mm1703-ZK-ZK.pdf
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[3] 砂田会長の講演録画公開のご紹介
NHK技研公開2022で砂田会長が“Beyond 5G時代の「人間中心の情報シス
テム」” と題して、浦先生のことにも触れてお話しされた特別講演の録画が
公開されました。
ぜひご覧ください。
https://www.nhk.or.jp/strl/open2022/lecture/special_lecture1.html
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[4] 情報システム学会誌 第17巻 第2号
2022年3月31日発行のJ-Stage登載及び公開完了
学会誌及び大会予稿論文のJ-Stageへの登載は、編集委員会の所管で実
際の運営は事務局にて実施することになっています。この度、ボランティ
ア募集に1名の応募者があり、学会誌最新号を登載し5月31日に公開されま
した。簡単に経過を報告いたします。今後大会予稿論文登載も同じメンバー
で実施する予定です。なお、レビュアーは当面事務局が担当しています。
(全文は、下記リンクからご覧ください。)
https://www.issj.net/mm/mm17/03/mm1703-JS-JS.pdf
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[5] 「情報システム学」の事前公開について
(新情報システム学体系調査研究委員会)
「情報システム学」の出版に向け、2019年から執筆活動を継続しており
ますが、この「情報システム学」(新情報システム学序説改定版)は、改
定内容も豊富で全体のボリュームもあるため、会員の皆様に第1部、第2
部を事前公開することになりました。これまで、多くの会員の皆様のご協
力をいただきましたこと、改めて感謝いたします。
6月21日付の会員限定のDMでお知らせしたダウンロード用のページから
ダウンロードしてお読みください。読後のコメントや感想、お気づきの点
などありましたら、お寄せください。
なお学会員以外への開示はご遠慮くださいますよう、お願いいたします。
新情報システム学体系調査研究委員会 委員長 伊藤重隆
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[6] 開催案内 基礎情報学研究会とネオ・サイバネティクス研究会
合同研究会(8月7日開催)
「生命とコミュニケーションについての創造的再考:
ネオ・サイバネティクスを応用した芸術実践の試み」
日 時:2022年8月7日(日)13時00分〜14時45分
場 所:オンライン(Zoomを使用)
発表者:メディアアーティスト・西田 騎夕氏
参加費:不要
詳細は、https://www.issj.net/mm/mm17/03/mm1703-GD-GD.pdf
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[7] 連載 発注者からみた官公庁情報システムの現状と課題(岩崎和隆)
第34回 官公庁とDX(17)自治体情報システム標準化プロジェクトの危うさ
1 はじめに
以前のメルマガ記事で、自治体DX推進計画※1について論じました※2。
それから約1年半が経過し、同計画で推進している自治体情報システム標
準化について、その内容が明らかになるとともに、プロジェクトとしての
先行きを予想しやすい状況になりました。そこで、本稿では、このプロジ
ェクトの危うさを論じます。
(全文は、下記リンクからご覧ください。)
https://www.issj.net/mm/mm17/03/mm1703-gk-gk.pdf
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[8] 連載 “Well-being”ことはじめ(三村和子)
第55回 「一丸となる」心理的安全性
先月号のメルマガで、コロナ禍で働き方についての変化を余儀なくされ
ている現状においても、働く人にとっては「伝統的な雇用」と「(これま
での)価値観を持ち続ける」ことが望ましいと考えられていること、そし
て、その理由として同じ連帯に居続けたいという意識が一因ではないかと
記しました。このような意識は、日本人特有のアイデンティの持ち方に関
連すると思われます。今月はこの点について検討します。
アイデンティティは、日本語で「自己同一性」や「自我同一性」と訳さ
れることが多く、簡単に言うと「自分は〇〇である」とか「(あるイメー
ジが)自分らしいこと」を指します。アイデンティティの概念はギリシャ
時代からあったようですが、エリクソンの発達論により、心理学の学問分
野の1つとして研究されるようになりました。
(全文は、下記リンクからご覧ください。)
https://www.issj.net/mm/mm17/03/mm1703-wb-wb.pdf
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[9] 連載 プロマネの現場から(蒼海憲治)
第171回 PMBOKガイド第7版の改定ポイント
昨年2021年7月、PMBOKガイド第7版の英語版がリリースされ、また
10月には日本語版もリリースされました。英語版がリリースされて以降、
「PMBOKの内容が大幅に変わったようだ」「従来のウォーターフォールか
らアジャイルに全面シフトした」「プロジェクトマネジメント標準(立上
げ・計画・実行云々)が、ガラッと変わった」などなど、これまでPMBOKを
使ってきたPMやPLの方々にとっては、いろいろと気になる噂を耳にされてい
ると思います。
すでにPMBOKガイド第7版を一読された方も多いかと思いますが、今回は
PMBOKガイド第6版との違いやPMBOKガイド第7版の特徴について、紹介したい
と思います。
(全文は、下記リンクからご覧ください。)
https://www.issj.net/mm/mm17/03/mm1703-pg-pg.pdf
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[10] 連載 情報システムの本質に迫る(芳賀正憲)
第181回 情報システム学体系化の目指していること
6月15日、スイスのIMDから2022年の世界競争力ランキング
が発表されました。日本は昨年の31位から順位を下げ、一昨年と同じ、
過去最低の34位になりました。東アジアでは、台湾が7位、中国が17
位、韓国が27位。日本の競争力は、今、東アジアで最低です。競争力の
低下は、てきめんに経済力に表われます。購買力平価基準でみた国民一人
当たりのGDPで2021年、日本は世界で36位の4.5万ドル。台湾、
韓国を下まわり、世界競争力が3位で一人当たりGDPが世界2位のシン
ガポール11.6万ドルと比べると、日本はその半分もありません。日本
は子どもの7人に一人が貧困という、貧しい国になっているのです。
工業社会で米国を凌駕し世界一だった日本の競争力が、情報社会でなぜ
ここまで落ち込んだのでしょうか? 最大の要因として考えられるのは、
デジタル競争力の欠如です。
(全文は、下記リンクからご覧ください。)
https://www.issj.net/mm/mm17/03/mm1703-hs-hs.pdf
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05月30日号は・・ https://www.issj.net/mm/mm17/02/mm1702.html
04月29日号は・・ https://www.issj.net/mm/mm17/01/mm1701.html
03月30日号は・・ https://www.issj.net/mm/mm16/12/mm1612.html
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ISSJメルマガ編集委員会
編集長 :川野喜一、 副編集長:永田奈央美
編集委員:岩崎慎一、上野南海雄、魚田勝臣、神沼靖子、小林義人、
芳賀正憲(50音順)
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