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情報システム学会 メールマガジン
2021.09.28 No.16-06
[1] 2021年度 第17回全国大会・研究発表大会 開催案内(12月11日)
発表申し込み(9/7〜10/15)、参加申し込み(9/7〜11/26)
[2] 一般社団法人経営情報学会2021全国研究発表大会への協賛
[3] 神奈川県立産業技術総合研究所(KISTEC)教育講座への後援
[4] 連載 発注者からみた官公庁情報システムの現状と課題(岩崎和隆)
第25回 官公庁とDX(8)内製化(改)
[5] 連載 “Well-being”ことはじめ(三村和子)
第46回 オンラインOJT
[6] 連載 プロマネの現場から(蒼海憲治)
第162回 DXに対応できる組織になるために
[7] 連載 情報システムの本質に迫る(芳賀正憲)
第172回 情報システム専門家の忘れ物
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[1] 2021年度 第17回全国大会・研究発表大会 開催案内(12月11日))
発表申し込み(9/7〜10/15)、参加申し込み(9/7〜11/26)
第17回全国大会・研究発表大会を下記の要領で開催する予定です。
日 時:2021年12月11日(土)
場 所:専修大学 神田キャンパス10号館(140年記念館)
テーマ:日本のデジタル変革のゆくえ
〜人にやさしい情報システムとそれを支える人材育成〜
詳細は、https://www.issj.net/conf/issj2021/
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[2] 一般社団法人経営情報学会2021全国研究発表大会への協賛
一般社団法人経営情報学会2021全国研究発表大会に本学会が協賛しました。
詳細は、http://www.jasmin.jp/activity/zenkoku_taikai/2021_fall/
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[3] 神奈川県立産業技術総合研究所(KISTEC)教育講座への後援
情報セキュリティ理解のための先端暗号技術入門に本学会が後援しました。
詳細は、https://www.kistec.jp/learn/researcher/sentanango/
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[4] 連載 発注者からみた官公庁情報システムの現状と課題(岩崎和隆))
第25回 官公庁とDX(8)内製化(改)
1 はじめに
今月、デジタル庁が発足しました。
私自身のことでは、先月下旬に、9年間考え続けた、官公庁情報システム調
達のあるべき姿について、自分がある程度満足できる答えが見つかりました。
その答えの概要は本稿の補足として記述し、詳細は別の機会に論じます。
調達のあるべき姿が明らかになったとき、よく考えれば今更のことですが、
外注の限界も私が明確に認識できるようになりました。そこで本稿では、メ
ルマガ記事第14回で採り上げた内製化※1について、内容をアップデートい
たします。
(全文は、下記リンクからご覧ください。)
https://www.issj.net/mm/mm16/06/mm1606-gk-gk.pdf
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[5] 連載 “Well-being”ことはじめ(三村和子)
第46回 オンラインOJT
コロナ禍が長期化する中、「テレワーク疲れ」という言葉をメディアなど
でよく見聞きするようになりました。2021年7月16日に発表された日本生産性
本部「働く人の意識調査」において、「ポストコロナの社会・経済変化に懐
疑的、コロナ以前に回帰か 『テレワーク疲れ』に注視を」と警鐘を鳴らして
います。
この調査は、新型コロナウイルス感染症が組織で働く人の意識に及ぼす影響
について継続して行われているものです。四半期に一度行われており、今年7
月の調査が6回目になります。在宅勤務の効率が「上がった」と回答した人は、
前回4月(15.5%)から今回7月(13.4%)に低下し、逆に「下がった」の回答は、
前回分(8.3%)から今回分(13.4%)と増加しました。満足度については、在
宅勤務に「満足」と「どちらかと言えば満足」を合わせた回答が、75.7%から
70.2%に低下しました。
(全文は、下記リンクからご覧ください。)
https://www.issj.net/mm/mm16/06/mm1606-wb-wb.pdf
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[6] 連載 プロマネの現場から(蒼海憲治)
第162回 DXに対応できる組織になるために
本メルマガでの報告が遅くなりましたが、実はこの6月、4年2か月の上海
赴任を終え、日本に本帰国になりました。中国での4年間は、200名弱の組
織が倍になるための組織作りと、その過程で日々発生するトラブルやクレーム
への対策をしている中で、あっという間に過ぎてしまった印象です。新しい所
属部門は600名余の組織になりますが、私自身のミッションは、中国に赴任
した際と似ており、今後千名以上になるために必要な準備と、足元発生してい
るトラブル・プロジェクトの終息と今後のプロジェクトにおいてバーストを発
生させず、着実に推進させるための基盤づくりを担うことになりました。
並行して、最初に取り組んだ課題の一つが、今後、DXに対応できる組織にな
るための取り組みでした。
今回は、この検討の過程で考えたこと、つまり、DXが上手くいかない理由を
振り返り、DXの推進に必要な持続的な取り組み、そして、持続できる組織の在
り方について紹介したいと思います。
(全文は、下記リンクからご覧ください。)
https://www.issj.net/mm/mm16/06/mm1606-pg-pg.pdf
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[7] 連載 情報システムの本質に迫る(芳賀正憲)
第172回 情報システム専門家の忘れ物
DXで、コンピュータシステムを開発しようとした場合、プログラム言語は、
概念化を徹底した、言葉の露点の最も低い状態で、仮にこれを零度とします。
情報システムの構築は、企画、要求分析からスタートしますが、この段階は、
通常自然言語で行なわれます。オギュスタン・ベルク氏の指摘によると、日本
語の露点は高く、一般的に欧米語の露点は低いので、仮に日本語の露点を30
度、欧米語を15度とすると、DXを進めるために、欧米では15度から零度
まで下げればよいのに、日本社会では、30度から零度に下げなければならず、
道のりが長くなります。
この道のりの長さが、日本でDXの遅れをもたらした大きな要因になった可
能性があります。
(全文は、下記リンクからご覧ください。)
https://www.issj.net/mm/mm16/06/mm1606-hs-hs.pdf
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08月31日号は・・ https://www.issj.net/mm/mm16/05/mm1605.html
07月30日号は・・ https://www.issj.net/mm/mm16/04/mm1604.html
06月29日号は・・ https://www.issj.net/mm/mm16/03/mm1603.html
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編集長 :川野喜一、 副編集長:永田奈央美
編集委員:岩崎慎一、上野南海雄、魚田勝臣、神沼靖子、小林義人、
芳賀正憲(50音順)
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