情報システム学会
2005年度活動報告及び会計報告
2006年度 情報システム学会 総会資料

 本学会は昨年2005年(平成17年)4月23日に設立された。昨年度は本学会の基礎固めと位置づけて活動を開始した。

1.広報、総務活動について

1)情報システム学の普及
  a) メディアに対して学会紹介を行ってきた。
   ・コンピュートピア 2005年5月号、6月号
   ・日経コンピュータ 2005年4月18日号、2006年1月23日号

2)会員数の増加活動
  a) 2005年度末現在の会員数は次のとおりである。
    正会員   313名
    学生会員   13名
    賛助会員   6社7名
    特別賛助会員 3社22名
    名誉会員   0名
  b) 会員プロフィール
    全会員の3分の2が企業関係者であり、企業関係者の関心が高い。
  c) 会員へのアンケート調査を実施(3月)
    学会に期待する活動
セミナー・講演会の開催、情報システム学の研究、情報システムに関する話題・ニュースの情報発信、社会への提言、論文のWeb発行など
    会員の関心事
経営的なもの、技術的なもの、社会問題から学問としての情報システム学まで多岐にわたる。

3)会員、社会とのコミュニケーション
  a) 学会Webサイトの開設、充実
    会員のひろばをオープンした。セキュリティ認証を取得した。
  b) 会員間のコミュニケーション
会員のひろばのツールとして、2006年3月にBlog(NOMORI)を導入し、会員相互間のコミュニケーションを促進する体制を整えた。

2.研究活動について

1)学会誌の発行
  2006年3月に第1号を発行した。

2)第1回研究発表大会の開催
  2005年11月26日に東京国際大学にて開催した。
    参加者  127名(参加費納入者数)
    発表件数 27件
    後援   3団体
    大会テーマ 「情報システム学のあり方を探る」
      アブストラクト集を2006年3月に公開した。

3)研究会活動
  a) 研究会
    3研究会を設置し、研究活動を奨励した。
研究会名

研究テーマ

主査/幹事

人間の情報活動としての業務プロセスの可視化

人間の情報活動を業務プロセス(Business Process)として捉え、米国の業界標準であるBPMN(Business Process Management Notation)を利用し、業務プロセスの可視化、業務分析等を行い課題の整理・分析を行う。

宇野沢庸弘/菊田朋文

シンビオテック情報システム開発

人と共生する情報システムの基礎研究

土方正夫/

鈴木重徳

生圏情報システム

ギリシャ時代以降、人間が環境をどのように認識し、どのような思考プロセスでこれに対応、行動してきたか倫理的な観点も含めて整理する。技術連関の発達にともない、これら認識と思考・行動プロセスをどのように変革すべきか、生圏倫理学の成果を学ぶ。その上で、生圏としての情報システムのあるべき姿とその構成の道筋を求める。

杉野隆/

芳賀正憲


  b) 人材育成調査研究委員会
 情報システム学の普及にとって人材育成が喫緊の課題であることに鑑み、理事会直結の特別委員会として人材育成調査研究委員会を設置(2005年10月)し、特に「情報システムの基礎教育のあり方」に関する調査研究を開始した。
 初等中等高等教育、企業内教育などをサーベイし、課題領域、本質的課題の認識、論点整理を行ったが、人材育成の基本は、ITスキルの育成ではなく、論理的思考力の育成にあり、初等教育段階から「情報教育」の見直しが必要であるとの結論を得ている。また、従来の国語教育ではない言語技術教育の必要性について認識した。

3.普及活動について

 他学会、産業界との相互交流、講演会、セミナーの開催を通して、情報システム学の発展、普及を図った。

1)他学会との交流
  a) 協賛
   ・経営情報学会 シンポジウム「ビジネスシステムと整合した情報システムが成否の鍵を握る」(2005年10月28日)
   ・ISO/IEC JTC1/SC32 「Open Forum 2006」(2006年3月20-22日)

  b) 共同研究
   ・「内部統制タスクフォース」への参加(経営情報学会、OA学会、AIS日本支部(JPAIS)との共同プロジェクト)

2)産業界との交流
 情報システム学と情報システム実践の連携は、本学会の独自性を発揮すべき分野である。
 第1回研究発表大会では、参加者、発表件数において、企業関係者対大学関係者=13:14 と、多くの企業関係者に参加いただき、連携の糸口はつかめた。

3)講演会、セミナーの開催
  a) 設立総会(2005年4月23日)
   ・日本経済の課題と展望−イノベーションで新たな成長の基盤を築く− 情報システム学会会長北城格太郎
   ・情報と倫理−21世紀の倫理− 東京大学名誉教授今道友信氏

  b) 第1回研究発表大会(2005年11月26日)
   ・日本の医療制度改革と情報システム 国際医療福祉大学・大学院教授 開原成允氏

  c) 人材育成調査研究委員会
   ・パネル討論「情報システム学と人材育成」 第1回研究発表大会


4.2005年度会計報告について

2005年度決算報告 情報システム学会
�機ー�支決算書(平成17年4月23日〜平成18年3月31日)
(単位:円)
(収入の部) 予算 決算 差異 備考
会費収入 2,130,000 3,131,000 ▲1,001,000
 正会員会費収入 800,000 1,253,000 ▲453,000 313名
 学生会員会費収入 80,000 28,000 52,000 13名
 賛助会員会費収入 250,000 350,000 ▲100,000 6社
 特別賛助会員会費収入 1,000,000 1,500,000 ▲500,000 3社
事業収入 200,000 799,500 ▲599,500
 研究発表大会参加費収入 200,000 278,000 ▲78,000 127名
 研究発表大会補助金収入 0 100,000 ▲100,000 東京国際大学
 研究発表大会弁当売上収入 0 24,500 ▲24,500 700円×35食
 研究発表懇親会参加費収入 0 52,000 ▲52,000 52名
 設立総会懇親会参加費収入 0 345,000 ▲345,000 69名
雑収入等 0 1,050 ▲1,050
 利子収入 0 28 ▲28
 雑収入 0 1,022 ▲1,022
借入金収入 2,000,000 2,000,000 0
収入の部合計 4,330,000 5,931,550 ▲1,601,550
(単位:円)
(支出の部) 予算 決算 差異 備考
事業費 1,480,000 1,486,970 ▲6,970
 研究発表大会会場費等 300,000 309,820 ▲9,820
 研究発表大会アルバイト人件費 80,000 236,800 ▲156,800 800円×296時間
 設立総会会場費等 500,000 689,350 ▲189,350
 講師謝礼 150,000 80,000 70,000 2件
 研究会活動費補助費 250,000 150,000 100,000 50,000円×3研究会
 学会誌発行費 200,000 21,000 179,000 原稿作成
管理費 1,150,000 250,086 899,914
 事務アルバイト人件費 300,000 106,400 193,600 800円×133時間
 セキュリティ認証登録費 200,000 18,900 181,100
 WEBサイト運営作業費 600,000 100,000 500,000 800円×100時間,原稿作成20,000円
 事務消耗品費 50,000 24,786 25,214 印鑑、通信費ほか
予備費 200,000 24,880 175,120 銀行手数料等
支出小計 2,830,000 1,761,936 1,068,064
次年度繰越金 1,500,000 4,169,614 ▲2,669,614
支出の部合計 4,330,000 5,931,550 ▲1,601,550
�供‖濕畋仂班�(平成18年3月31日現在)
(単位:円)
資産の部 金  額
 現金 5,880
 預金 4,163,734
  資産合計 4,169,614
負債の部 金  額
 借入金 2,000,000
正味財産の部 金  額
 正味財産 2,169,614
  負債及び正味財産合計 4,169,614
以上
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