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         情報システム学会 メールマガジン
                                                 2020.8.28 No.15-05

[1] 第5回浦昭二記念賞候補の推薦募集のお知らせ(締切8月31日)
[2] 合同研究会「働く人にとってのマインドフルネス」開催案内(9月12日)
[3] 開催案内 CPS時代における情報システムのリデザイン研究会
     第8回研究会(9月12日開催)
[4] 2020年度の 第16回全国大会・研究発表大会 開催予定(12月5日)
[5] 開催報告 CPS時代における情報システムのリデザイン研究会
     第7回研究会(7月25日開催)
[6] 連載 発注者からみた官公庁情報システムの現状と課題(岩崎和隆)
   第12回  開発調達時の落札者決定基準と情報システムの将来の改修費用
             の抑制
[7] 連載 自称基礎情報学伝道師の心的オートポイエティック・システム
   からの眺め(中島 聡)
   第22回  ごく普通な高等学校における休業時の授業確保について
[8] 連載 “Well-being”ことはじめ(三村和子)
   第33回  IS技術者のための情報空間
[9] 連載 プロマネの現場から(蒼海憲治)
     第149回  ユーザエクスペリエンス理解のための『ジョブ理論』
[10] 連載 情報システムの本質に迫る(芳賀正憲)
     第159回  新型コロナウィルス問題−日本はなぜ対応を誤ったのか(承前3)

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[1] 第5回浦昭二記念賞候補の推薦募集のお知らせ(推薦締切8月31日)

第5回浦昭二記念賞候補の推薦を募集します。
推薦締切:2020年8月31日(土)
推薦方法:「浦昭二記念賞推薦様式」に記入のうえ、
事務局(issj-office■issj.net)まで メール添付で送付してください。
※■は@に置き換えてください。

(詳細は、以下をご参照ください。)
http://www.issj.net/mm/mm15/03/mm1503-us-us.pdf
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[2] 合同研究会「働く人にとってのマインドフルネス」開催案内(9月12日)

基礎情報学研究会、IS技術者のためのPsytech2020研究会の合同研究会を開催
いたします。

日時:2020年9月12日(土)13時30分〜15時00分
場所:オンライン(Zoomを使用)※前日に招待メールを送付いたします。
講師:伊藤 靖氏(医学博士、神戸徳洲会病院、関西医科大学心療内科学講座、
 マサチューセッツ大学MBSR(Mindfulness-Based Stress Reduction)認定講師)

(詳細は下記を参照ください)
http://www.issj.net/mm/mm15/04/mm1504-kk-kk.pdf

参加費:不要
参加ご希望の方は下記申込フォームからお申込みください。(締切:9月10日)
https://forms.gle/zvxcGk25FMBhfZh98
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[3] CPS時代における情報システムのリデザイン研究会 開催案内(9月12日)

第8回研究会を開催します。
日時:2020年9月12日(土) 13:00 〜 16:00
会場:ウェブ会議(Zoomを使用)

詳細は下記を参照ください。
 ■第8回研究会
 https://issj.school-website.jp/redesign/m08/
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[4]  2020年度の 第16回全国大会・研究発表大会 開催予定(12月5日)

第16回全国大会・研究発表大会を下記の要領で開催する予定です。
日時 2020年12月5日(土)
場所 オンライン開催予定

詳細については随時Webに掲載して参ります。
http://www.issj.net/conf/issj2020/
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[5] 開催報告 CPS時代における情報システムのリデザイン研究会
   第7回研究会(7月25日開催)

第7回研究会を開催しました。
1.日 時:2020年7月25日(土)13:00〜16:00
2.場 所:ウェブ会議(ZOOM)

詳細は下記を参照ください。
 ◆第7回研究会
  https://issj.school-website.jp/redesign/m07-report/
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[6]  連載 発注者からみた官公庁情報システムの現状と課題(岩崎和隆)
     第12回 開発調達時の落札者決定基準と情報システムの将来の改修費用
             の抑制

1 はじめに
 情報システム開発プロジェクトにおいて、QCDの確保は難しく、かつ、重要
なことなので、プロジェクトの最初から最後まで、常にQCDの確保に努めます。
官公庁では、原則として競争入札で受注者を選定します。また、情報システム
開発の競争入札では、安かろう悪かろうを避けるため、必須とする仕様を満た
す受注希望者のうち、最低の入札価格を提示した受注希望者が落札する方式
(最低価格落札方式)ではなく、入札価格と提案書の内容を総合的に評価して
受注者を決める方式(総合評価落札方式)が一般的になっています。

(全文は、下記リンクからご覧ください。)
 http://www.issj.net/mm/mm15/05/mm1505-gk-gk.pdf
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[7] 連載 自称基礎情報学伝道師の心的オートポイエティック・システム
    からの眺め(中島 聡)
    第22回 ごく普通な高等学校における休業時の授業確保について

 新型コロナウィルス感染防止のために「三つの密」を避けることが叫ばれ続
けています。そのため職場ではテレワークが推奨され、多くの企業は手探りな
がらも実施に踏み切りました。マス・メディアの報道によると、実践したこと
によりメリットもデメリットも明確になり、業種によっては今後もテレワーク
を持続することを決めたところもあるそうです。教育現場に目を向けてみると、
多くの大学では遠隔授業が何らかの形で実施された(されている)ようです。で
は初等中等教育はどうでしょう。マス・メディアが取り上げる事例は得てして
特殊なケースに偏ります。特に今回のようにインターネットの活用が決め手と
なるような場合、潤沢な資金が確保できる学校ほど、選択の幅が増え、より効
果的な対策を取ることが可能になります。伝道師が目にした報道のほとんどが
この例に当てはまり、とても一般的とは言えません。ということで今回は、一
般的でごく普通な高等学校の休業時における授業確保について、その対応を報
告しつつ、その背景や理由について勝手に考えてみようと思います。

(全文は、下記リンクからご覧ください。)
 http://www.issj.net/mm/mm15/05/mm1505-dn-dn.pdf
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[8] 連載 “Well-being”ことはじめ(三村和子)
   第33回 IS技術者のための情報空間

  コロナ危機が続く中、感染防止を目的としたテレワークの普及が大都市を中
心に進んでいます。そして、ユーザ企業のテレワーク移行を受けて、IS企業が
人事制度として単身赴任や客先常駐を全廃するなど、働き方を見直す動きがあ
ります。

日本テレワーク協会*1)によると、テレワークとは、『「tele = 離れた所」と
「work = 働く」をあわせた造語』であり、「情報通信技術(ICT = Information
and Communication Technology)を活用した、場所や時間にとらわれない柔軟
な働き方」であると記されています。また、テレワークには、「在宅勤務」、
「モバイルワーク」、「サテライトオフィス勤務」の3つの形態があるとされて
います。参考として、米国では「指定された勤務地の職場以外の承認された場
所から従業員が職務・責任を果たせるようにするための柔軟な勤労形態」と定
義*2)されています。

(全文は、下記リンクからご覧ください。)
http://www.issj.net/mm/mm15/05/mm1505-wb-wb.pdf
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[9] 連載 プロマネの現場から(蒼海憲治)
  第149回 ユーザエクスペリエンス理解のための『ジョブ理論』

  「アフターデジタル」の世界では、競争優位を獲得するため、顧客に対して
できるだけ高頻度に良い体験を提供することが求められています。そこでは、
顧客の状況に寄り添うバリュージャーニー型のビジネスを対応させていく必要
があります。
そのためには、顧客の属性情報だけでなく、行動履歴や購買履歴など、徹底し
た顧客データの収集が必要とされますが、それは顧客のIDに、すべての行動
履歴と購買履歴が紐付けられることによって可能となります。入手したデータ
をプロダクトとUX(顧客体験、ユーザエクスペリエンス)にフィードバック
をし続けることで、より良い体験を顧客に提供していくことが可能になるから
です。

(全文は、下記リンクからご覧ください。)
 http://www.issj.net/mm/mm15/05/mm1505-pg-pg.pdf
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[10] 連載 情報システムの本質に迫る(芳賀正憲)
  第159回 新型コロナウィルス問題−日本はなぜ対応を誤ったのか(承前3)

  日本で新型コロナウィルスの感染が最初に確認されてから、すでに7か月以
上経過しているのに、日本では、いまだに感染の拡大がとまりません。8月2
0日には、全国で1185人の陽性者が新たに発見されています。
7か月も経って、新型コロナウィルスのまん延をこれだけ放置しているのは、
台湾、中国、韓国など東アジアの中で、日本だけです。日本だけ、なぜウィル
スの抑え込みに失敗したのか、すでにこのメルマガでも述べてきたように、原
因は明らかです。政治家も官僚も、彼らに助言すべき専門家たちも、新型コロ
ナウィルス問題に対応するための本質モデルを理解せず、的はずれの対策をと
ってきたからです。それどころか、逆に、感染の拡大を促進するような政策さ
え進めています。

(全文は、下記リンクからご覧ください。)
 http://www.issj.net/mm/mm15/05/mm1505-hs-hs.pdf
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   07月28日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm15/04/mm1504.html
   06月30日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm15/03/mm1503.html
  05月29日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm15/02/mm1502.html

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ISSJメルマガ編集委員会
 編集長 :川野喜一、 副編集長:永田奈央美
 編集委員:岩崎慎一、上野南海雄、魚田勝臣、神沼靖子、小林義人、
      芳賀正憲(50音順)
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