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情報システム学会 メールマガジン
2019.04.26 No.14-01
[1] 学会誌発行のお知らせ(第14巻 第2号 3月31日発行)
[2] 第12回シンポジウムの開催案内(5月25日)
[3] 2019年度の 第15回全国大会・研究発表大会 開催予定(11月30日)
[4] 連載 自称基礎情報学伝道師の心的オートポイエティック・システム
からの眺め(中島 聡)
第6回 伝道師の授業(その2)生徒の印象と感想
[5] 連載 “Well-being”ことはじめ(三村和子)
第17回 新規格「ヒューマンリソースマネジメント−従業員満足−」の
発行について
[6] 連載 プロマネの現場から(蒼海憲治)
第133回 中国における人事・労務管理の心得
[7] 連載 情報システムの本質に迫る(芳賀正憲)
第143回 平成の「敗北」―失敗の本質
[8] 協賛します
・経営情報学会 2019春季全国研究発表大会(6月22〜23日開催)
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[1] 学会誌発行のお知らせ(第14巻 第2号 3月31日発行)
学会誌第14巻第2号を、学会Webに掲載しました。
「AI時代における人間中心の情報システム」特集号
学会誌第14巻第2号の内容は、下記をご参照ください。
http://www.issj.net/journal/jissj/index.html
−目次ー
[巻頭言] 「AI時代における人間中心の情報システム」特集号によせて
大曽根匡
[招待論文]
1) 実行可能なAI技術のための条件 西垣通
2) 人工知能(AI)とロボットがもたらす社会的インパクト:「ヒュー
マン・ファースト・イノベーション」に向けて 高橋利枝
3) 人間中心システムの理念深耕の必要性 刀川眞
4) AI社会における「人間中心」なるものの位置づけ 河島茂生
5) 人工知能技術による創造性を生かした人間中心のサイバーフィジ
カルシステム 中西崇文
6) いま,あらためて「人間中心の情報システム」について考える
中嶋聞多
[記 事] 特集号の編集を終えて 砂田薫
[論 文] 存在従属クラス図とバージョン管理に基づく正規化アプリケー
ション構成法
金田 重郎, 井田 明男, 森本 悠介, 劉 湘涛, 上野 洸史
[論 文] 情報検索システムの言語バリアフリー化
阿部 真也,吉次 なぎ,三木 大輔,山本 佳世子
[論 文] プローブ情報を活用した信号制御定数パターン見直し支援シス
テムの構築 塚田 悟之
[研究ノート] Development of a Power-saving, High-availability Server
System by Compound Operation of a Multiple-server Backup
System and Power-saving Server System
Mitsuyoshi KITAMURA, Youta SHIMIZU, and Koki TANI
[第11回シンポジウム特別講演]
学べない,学ばせない,学ばない日本をどう変える: 5カ国調査
から見えてきた日本の情報システム技術者の特徴と職場の課題
講演者 中田喜文
[第2回浦昭二記念賞 特別賞 受賞講演]
日本のSE能力は,なぜ低いのか? 講演者 芳賀正憲
[第2回浦昭二記念賞 功績賞 受賞講演]
情報システム開発の繰り返される失敗 講演者 松平和也
[解 説] メールマガジンに他社商品の画像が表示される不具合: mobylet
で配信したメールとiPhoneのデフォルトメーラーとの相性
寺田 好秀
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[2] 第12回シンポジウムの開催案内(5月25日)
◆参加申込みを受付中です◆
第12回シンポジウムを下記の要領で開催いたします。
日時 2019年5月25日(土) 13:30〜17:00
場所 専修大学 神田キャンパス 5号館571教室
テーマ 『人間・インテリジェンス・AI
:情報システムが社会と企業における問題を解決する』
第1部 13:35〜15:00
『AI社会実装における要件とAI技術の擦り合わせ』
講師:山口 高平氏(会員)
慶應義塾大学理工学部管理工学科教授
慶應義塾大学人工知能ビッグデータ研究開発センター長
放送大学客員教授、人工知能学会顧問
第2部 15:20〜16:50
『通信理論から情報理論そしてAIですか』
講師:菅澤 喜男氏
日本コンペティティブ・インテリジェンス協会名誉会長
元日本大学大学院教授
詳しくは下記を参照下さい。
http://www.issj.net/mm/mm14/01/mm1401-sy-sy12.pdf
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[3] 2019年度の 第15回全国大会・研究発表大会 開催予定(11月30日)
第15回全国大会・研究発表大会を下記の要領で開催する予定です。
日時 2019年11月30日(土)
場所 帝京大学 八王子キャンパス
詳細については今後Webに掲載して参ります。
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[4] 連載 自称基礎情報学伝道師の心的オートポイエティック・システム
からの眺め(中島 聡)
第6回 伝道師の授業(その2)生徒の印象と感想
前回は、基礎情報学を取り入れた年間授業についてのご報告でした。今回
はお約束通り、生徒の感想を昨年度末に実施した授業アンケートにもとづい
てレポートいたします。ちょっと異色な(かなり異色かも)授業を、生徒たち
がどの様に捉えているのかを、コメントなどを通してお伝えしようと思いま
す。なお、アンケートは前回少しだけご説明したIPMEを利用して、全体の98%
に当たる311名から有効な回答を得ています。
まずは、最も興味感心を持った分野を1つ挙げてもらいました。前回報告
した年間計画に基本的に沿った項目立てですが、授業形態や運用などの説明
のセクションは省いてあります。また、時間の関係で分割したセクションは
一つに、逆にディベートはテーマごとに分けてあります。
(全文は、下記リンクからご覧ください。)
http://www.issj.net/mm/mm14/01/mm1401-dn-dn.pdf
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[5] 連載 “Well-being”ことはじめ(三村和子)
第17回 新規格「ヒューマンリソースマネジメント−従業員満足−」の
発行について
従業員の働きがい、働きやすさ及び健康を重視することを従業員満足志向
(Employee Satisfaction Oriented : ESO)と称し、ESOに基づく組織経営の
ための指針を示す新しい規格が日本規格協会(JSA)*1)から発行されました。
今まで、働きがいや従業員満足は、意識レベルの高い一部の管理者が自らの
工夫で取り組んできましたが、規格が制定されたということは、従業員満足
も、品質目標や環境基準と同じように、組織として必須の管理対象として普
遍的にマネジメントがなされるべきことを示しています。
従業員満足は働く人のウェル・ビーイング(精神的健康)に直結するもので
あり、人間中心のアプローチそしてプロジェクト・メンタル・プロセスにも
通じるものです。主宰する「IS技術者のためのPsytech研究会」の活動とも密
接に関連していることから、新規格について本メルマガで紹介します。
(全文は、下記リンクからご覧ください。)
http://www.issj.net/mm/mm14/01/mm1401-wb-wb.pdf
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[6] 連載 プロマネの現場から(蒼海憲治)
第133回 中国における人事・労務管理の心得
最近、他社の総経理や管理者の方々と話すときに出る異口同音の愚痴の一
つが、期待のパフォーマンスが出ないベテラン管理者の扱いです。担当者当
時はパフォーマンスが良かったために昇進したのですが、日本以上にビジネ
ス環境の変化が激しい中国において、部門のミッションが大きく変化する中
で、その変化に対応できずに、周りの期待に応えられないケースが多いのだ
と思います。本人のパフォーマンスだけの問題なのではなく、その人が管理
者・責任者でいるために、部下や周りの従業員に悪影響を与えていることが
問題を深刻にしています。しかし、日本でもそうですが、そのような社員を、
期待のパフォーマンスが出ないという理由だけで解雇することはできません。
(全文は、下記リンクからご覧ください。)
http://www.issj.net/mm/mm14/01/mm1401-pg-pg.pdf
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[7] 連載 情報システムの本質に迫る(芳賀正憲)
第143回 平成の「敗北」―失敗の本質
あと数日で平成が終わります。マスメディア等で平成の時代をふり返る特集
が組まれていますが、大きな事件や災害を列挙するのがほとんどで、平成の
30年間とは、いったいどういう時代だったのか、総括する主張は少ないよ
うです。その中で注目すべきは、4月末で経済同友会の代表幹事を退任され
る小林喜光氏の発言です。
小林氏は平成年間を、「敗北の時代」と呼んでいます。平成元年に世界の企
業価値ランキングで、トップ20社のうち実に14社を日本企業が占めまし
たが、平成31年には1社も入っていません。上位50社で、41位にトヨ
タ自動車が入っているのみです。現在、世界の企業価値ランキングで上位を
占めているのは、ほとんどが米国と中国のデジタル系プラットフォーマです。
(全文は、下記リンクからご覧ください。)
http://www.issj.net/mm/mm14/01/mm1401-hs-hs.pdf
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[8] 協賛します
・経営情報学会 2019春季全国研究発表大会(6月22〜23日開催)
http://www.jasmin.jp/activity/zenkoku_taikai/2019_spring/
ISSJの会員は会員料金で参加できます。
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03月28日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm13/12/mm1312.html
02月26日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm13/11/mm1311.html
01月29日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm13/10/mm1310.html
・本メルマガ中の記名入りの記事は執筆者の意見であり、ISSJの見解を表明
するものではありません。
・本メルマガ記事の無断転載を禁じます。
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ISSJメルマガ編集委員会
編集長 :川野喜一、 副編集長:永田奈央美
編集委員:岩崎慎一、魚田勝臣、上野南海雄、神沼靖子、小林義人、
芳賀正憲(50音順)
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