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         情報システム学会 メールマガジン
                              2018.03.29 No.12-12

[1] 第11回シンポジウムの開催案内(5月26日予定)
[2] 第13回全国大会論文集 無料ダウンロード開始のお知らせ
[3] 第1回浦昭二記念賞受賞講演 公開のお知らせ
[4] 連載 “Well-being”ことはじめ(三村和子)
  第11回 “誇りと謙遜”
[5] 連載 オブジェクト指向と哲学(河合昭男)
  第87回 デカルト、炉部屋の夢(6)−4つの規則
[6] 連載 プロマネの現場から(蒼海憲治)
  第120回 現地法人と本社とのあるべき関係
[7] 連載 情報システムの本質に迫る(芳賀正憲)
  第130回 “知の技法”としての再起概念
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[1] 第11回シンポジウムの開催案内(5月26日予定)

第11回シンポジウムを下記の要領で開催する予定です。
日時 2018年5月26日(土) 午後
場所 青山学院大学 青山キャンパス

当日は基調講演の他に“第2回浦昭二記念賞”の受賞講演も予定しています。
詳細は今後随時学会のWebに掲載して参ります。
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[2] 第13回全国大会論文集 無料ダウンロード開始のお知らせ

情報システム学会では全国大会終了3ヶ月後から会員の皆様に、
発表論文集がダウンロードができるサービスを提供しております。
第13回全国大会・研究発表大会の発表論文集につきまして、ダウンロードの
準備が整いましたので、下記によりご利用くださるよう、ご案内申し上げます。

・「発表論文集ダウンロード」のページ
https://www.issj.net/conf/issj2017-papers/papers/

※全国大会の参加のお申込みをされた方は、
連絡済みのユーザ名、パスワードもそのままご使用いただけます。

お問合せ先 事務局
issj-office■issj.net   ■は@(半角)に置き換えてください。
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[3] 第1回浦昭二記念賞受賞講演 公開のお知らせ
講演名 コンピュータ概論 ―情報システム入門(第6版)の出版と継続的
な情報リテラシ教育の実践
講演者 魚田勝臣(専修大学名誉教授)

2017年(平成29年)5月13日(土)青山学院大学・青山キャンパスで開催された第
10回情報システム学会シンポジウムにおいて、専修大学名誉教授 魚田勝臣氏
による「コンピュータ概論―情報システム入門(第6版)の出版と継続的な情
報リテラシ教育の実践」とした講演の録画を下記に公開します。
https://www.youtube.com/watch?v=XGUfhLBjacU

(詳細は、下記をご覧ください。)
http://www.issj.net/mm/mm12/12/mm1212-yt-yt.pdf
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[4] 連載 “Well-being”ことはじめ(三村和子)
  第11回 “誇りと謙遜

 これまでに引き続き、レオ・ボルマンス氏によってまとめられた「世界の
学者が語る『幸福』」に示された格言を用いて、目の前の具体的な問題を、
基礎情報学をもとに検討していきたい。今回のメッセージを読んでみよう。

 「誇りと謙遜:成功がひとりの人間の単独行動の結果であることはほとんど
ない」

 このメッセージを記したのは、ベルリン自由大学の心理学教授ミハエル・ア
イト氏である。アイト氏は主観的ウェルビーイングに関する研究に従事してき
た。

(全文は、下記リンクからご覧ください。)
http://www.issj.net/mm/mm12/12/mm1212-wb-wb.pdf
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[5] 連載 オブジェクト指向と哲学(河合昭男)
  第87回 デカルト、炉部屋の夢(6)−4つの規則

 『デカルトにとって、学問を体系化するためには「方法」が不可欠だった。
「明証性の規則」、「分割の規則」、「順序の規則」、「枚挙の規則」が、
その方法の核心である。』[1]

 これらの規則にたどり着く過程は、方法序説第2部に記されています。
1619年の冬『終日炉部屋にただひとりとじこもり、このうえなくくつろいで
考えごとにふけった』[1] 当時24歳のデカルトは、運命的な3つの夢を見たこ
の炉部屋でどのようなことを考えていたのか、少し追ってみたいと思います。

●炉部屋で最初に考えたこと

(全文は、下記リンクからご覧ください。)
http://www.issj.net/mm/mm12/12/mm1212-ot-ot.pdf
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[6] 連載 プロマネの現場から(蒼海憲治)
  第120回 現地法人と本社とのあるべき関係

 海外現地法人が現地でのプロジェクトを受注する際、日本本社をからめる
と、見積り金額が2〜3倍に化けて逸注してしまった。また、日本本社の稟
議決裁のための資料作りが膨大なため、現地ローカル社員のモチベーション
が著しく下がり、退職してしまった・・などという笑えない話を耳にします。
 前回の「第119回 異国でのメンタルヘルス」においても、海外赴任時のメ
ンタルクライシスやストレスの原因の一つが、「現地企業と日本の本社との
ギャップ」にある、と指摘しました。
 期末・期初毎に、日本本社向けの報告書が、年々増加しているということ
も感じています。管理の高度化と見ることもできるのでしょうが、現地ロー
カル社員に作業を振ることはできないことが多いため、間に挟まれる日本人
社員が緩衝役になるケースが多いです。

(全文は、下記リンクからご覧ください。)
 http://www.issj.net/mm/mm12/12/mm1212-pg-pg.pdf
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[7] 連載 情報システムの本質に迫る(芳賀正憲)
  第130回 “知の技法”としての再起概念

 東大教養学部で、1993年度から文科系の1年生を対象に設けられた必
須科目「基礎演習」のサブ・テキストとして、『知の技法』が編集されまし
た。この科目は、文科系の学生が、将来どのような専門領域を研究するにし
ても、必ず身につけておかなければならない、きわめて基本的な知の技法を
実践的に学ぶことを主眼に開設されたものです。
 『知の技法』は、翌年市販されベストセラーになりましたが、この本の中
の「コンピューティング」の章に、米国のカリキュラム標準、Computing
Curricula 1991で提唱されたばかりの「再起概念」が、山口和紀先生によっ
て紹介されています。

(全文は、下記リンクからご覧ください。)
 http://www.issj.net/mm/mm12/12/mm1212-hs-hs.pdf
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  02月28日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm12/11/mm1211.html
  01月29日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm12/10/mm1210.html
  01月01日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm12/09/mm1209.html

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 編集長 :川野喜一、 副編集長:永田奈央美
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