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         情報システム学会 メールマガジン
                 2014.5.27 No.09-02

[1] 学会誌 第9巻2号 について
[2] 2014年度 研究会について
[3] 第8回基礎情報学研究会 開催のお知らせ(5月31日開催予定)
[4] 2014年度 情報システム学会全国大会(11月29、30日開催)
[5] 第12回教育情報システムデザイン研究会開催報告(4月7日開催)
[6] 連載 企業および社会における情報システムの意味を考える(大島正善)
  第19回 新情報システム学序説の発刊に寄せて その2
[7] 連載 オブジェクト指向と哲学(河合昭男)
  第41回 オブジェクト指向を分析する - オブジェクト指向の諸側面
[8] 連載 著作権と情報システム(田沼 浩)
  第47回 1.著作物[4]比較検証(2)通産省案と文化庁案(10)
[9] 連載 プロマネの現場から(蒼海憲治)
  第74回 「思い込み」の排除・・失敗学から学ぶ
[10] 連載 情報システムの本質に迫る(芳賀正憲)
  第84回  新しい情報システム学の展望 (承前2)
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[1] 学会誌 第9巻2号 について(2014年3月31日発行)
 http://www.issj.net/journal/jissj/index.html

 学会誌第9巻第2号を、3月31日に学会Webに掲載しました。
内容は以下のとおりです。
 [巻頭言] 事例報告論文を書きましょう 原 潔
 [論文] セキュリティポリシーに基づくネットワークトラヒック制御の
    提案 岡田 康義、西川 康宏、堀 琢磨、佐藤 直
 [解説] 新情報システム学序説について
   〜人間中心の情報システムを目指して〜  伊藤 重隆
 [解説] 要求分析に関する教育実践の報告
    −産学連携による教育開発−   宮川 裕之
 [シンポジウム講演] 生命と機械をつなぐ授業
    ―『基礎情報学』からデザインした高校情報― 中島 聡

 (学会誌第9巻第2号の内容は、上記リンクからご参照ください。)
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[2] 2014年度 研究会について
 2014年度は、下記の5研究会が活動予定です。研究会活動の状況につい
ては、各研究会から皆様に連絡がありますので、積極的に活動にご参加く
ださい。

 1 基礎情報学研究会(常設)
             主査/西垣通 幹事/高田信夫他
 2 ICT(情報通信技術)活用による女性の働き方(延長)
             主査/椎葉玲子 幹事/柿澤晋一郎他
 3 情報システム論文の作成および査読のありかた(延長)
             主査/原潔 幹事/神沼靖子
 4 教育情報システムデザイン研究会(継続)
             主査/石井嘉明 幹事/千葉祐介
 5 IT技術者のウェル・ビーイング(継続)
             主査/三村和子 幹事/芳賀正憲他
**詳細は、随時以下の研究会ページに掲載してまいります。
 http://www.issj.net/kenkyuu/kenkyuu.html
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[3] 第8回基礎情報学研究会 開催のお知らせ(5月31日開催予定)
詳しくは http://www.issj.net/ の「今後の予定」をご参照ください。

日時:2014年5月31日(土)午後2時〜午後5時
場所:コンピュータソフトウェア著作権協会会議室
講師:萩谷昌己氏(東京大学大学院情報理工系研究科教授)
講演テーマ:「大学の情報学教育と基礎情報学―日本学術会議による
    大学の分野別教育課程編成上の参照基準から―」
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[4] 2014年度 情報システム学会全国大会(11月29、30日開催)
 2014年度全国大会・研究発表大会を11月29日、30日に静岡産業大学情
報学部 藤枝キャンパスにて開催いたします。
 内容などの詳細は、追って学会Webに掲載いたします。
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[5] 第12回教育情報システムデザイン研究会開催報告(4月7日開催)
詳しくは http://www.issj.net/ の「トピックス」をご参照ください。

日時 2014年4月7日(月)19時〜21時
場所 富士ソフト 秋葉原ビル
出席者 4名
内容   1.eポートフォリオに関する先行研究の各概要説明

**開催報告全文は、研究会ページから・・
 https://www.facebook.com/EisdLab
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[6] 連載 企業および社会における情報システムの意味を考える
   (大島正善)
   第19回 新情報システム学序説の発刊に寄せて その2
 http://www.issj.net/mm/mm09/02/mm0902-kj-lp.pdf

 前回に引き続いて、今回も序説で私が担当したところについて、意図
 やポイントを説明したいと思う。今回は、最初に7章の「情報システ
 ムに関係する組織」という章について書くことにする。そして、補足
 として、“IT(情報技術)”という言葉が日本ではコンピュータに関す
る技術用語として理解されてしまっていることの問題について書いて
みることにする。
(全文は、上記リンクからご覧ください。)
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[7] 連載 オブジェクト指向と哲学(河合昭男)
 第41回 オブジェクト指向を分析する - オブジェクト指向の諸側面
 http://www.issj.net/mm/mm09/02/mm0902-ot-ot.pdf

 オブジェクト指向は本来プログラミング技術として世に出てきたも
のですが、その後上流系のモデリング技術にも取り込まれてきました。
オブジェクト指向には様々な概念や用語が登場します。クラスとイン
スタンス/カプセル化/継承/多態性などの仕組みや属性/操作/メ
ソッド/可視性などのクラスを構成する諸要素などオブジェクト指向
を初めて学ぶ人には敷居が高いものです。
(全文は、上記リンクからご覧ください。)
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[8] 連載 著作権と情報システム
 第47回 1.著作物[4]比較検証(2)通産省案と文化庁案(10)
             司法書士/駒澤大学  田沼 浩
 http://www.issj.net/mm/mm09/02/mm0902-cj-vy.pdf

 ラボノートは発明を自ら証明するための記録であることから、単なる
記録では特許のための重要な証拠にはならない。アメリカ連邦証拠規則
からも証人による記録の補強によって証拠として意味を持つようになる
ことから、ラボノートも適切に証人による署名が必要になる。
 (全文は、上記リンクからご覧ください。)
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[9] 連載 プロマネの現場から(蒼海憲治)
  第74回 「思い込み」の排除・・失敗学から学ぶ
 http://www.issj.net/mm/mm09/02/mm0902-pg-hk.pdf

 昨年、リカバリーで入ったトラブルプロジェクトを立て直し、無事カ
ットオーバーを迎えたことと、そのプロジェクトが、新しい大規模プロ
ジェクトのフィージビリティ・スタディというか、プロトタイプの位置
づけにあったこともあり、前回プロジェクトの規模の4〜5倍になる見
通しのため、なかなか成り手がなかったこともあり、新しいプロジェク
トを担当することになりました。
(全文は、上記リンクからご覧ください。)
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[10] 連載 情報システムの本質に迫る(芳賀正憲)
   第84回  新しい情報システム学の展望 (承前2)
 http://www.issj.net/mm/mm09/02/mm0902-hs-gk.pdf

 日本社会は、今日切実にイノベーションを必要としていますが、その
源泉が生命情報にあることを先月号のメルマガで述べました。機械、社
会、生命の情報3概念の中で、生命情報の中に最も高い価値と深い意味
が潜在しており、生命情報を顕在化する、直観やひらめきを含む発想法
こそ、イノベーションを促進する最重要のプロセスになります。
折しも、生命情報をいかに喚起し発掘するか、プロセスを解明した好著
が、日経BP社から発行されました。『ひらめきはカオスから生まれる』
(オリ・ブラフマン、ジューダ・ポラック著、金子一雄訳)です。著者
は、米軍の意思決定プロセス改革を指導したコンサルタントですが、軍
関係以外にも興味深い事例がたくさん書かれており、特に最新の神経科
学をもとに発想のメカニズムが説明されているところは、一読の価値が
あります。
(全文は、上記リンクからご覧ください。)
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 4月25日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm09/01/mm0901-0-cb.html
 3月28日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm08/12/mm0812-0-cb.html
 2月27日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm08/11/mm0811-0-bn.html

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 編集長 :川野喜一、 副編集長:魚田勝臣
 編集委員:岩崎慎一、上野南海雄、神沼靖子、小林義人、永田奈央美、
      芳賀正憲(50音順)
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