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情報システム学会 メールマガジン
2025.8.29 No20-05
2025年8月号(8月29日(金)発行)目次
[1] 『情報システム学』(情報システム学会編)配布のお知らせ
[2] 第10回浦昭二記念賞候補者の推薦募集期間延長のお知らせ(締切9月15日)
[3] 秋講演会 開催のお知らせ(10月19日)
[4] 第21回全国大会・研究発表大会 のお知らせ(11月29日〜30日)
[5] 官公庁4.0研究会第12回開催案内(8月30日開催)
[6] 学会設立20周年企画(4):「情報システム学」
[7] 連載 発注者からみた官公庁情報システムの現状と課題(岩崎和隆)
第72回 官公庁4.0研究会における自治体統一システム構想へのご指摘事項
[8] 連載 “Well-being”ことはじめ(三村和子)
第92回 働く人の「らしさ」を支える気質論
[9] 連載 プロマネの現場から(蒼海憲治)
第209回 山片蟠桃の今日的意義 〜現場知と思想の架橋〜
[10] 経営情報学会の全国大会への協賛
[11] 神奈川県立産業技術総合研究所 KISTEC教育講座への後援
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[1] 『情報システム学』(情報システム学会編)配布のお知らせ
2025年3月に発刊されました『情報システム学』(オンデマンドペー
パーバック版)を会員の皆様(会費未納のない方)に配布することにな
りました。事務作業の負荷軽減のため、すでにご購入済みの方も対象と
し、学会事務局より順次発送いたします。
この機会にぜひご一読いただければ幸いです。
新情報システム学体系調査研究委員長 金子 聡
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[2] 第10回浦昭二記念賞候補者の推薦募集期間延長のお知らせ(締切9月15日)
第10回浦昭二記念賞候補推薦の募集期間を15日間延長しました。
奮って,推薦書のご提出をお願いします。
推薦締切:2025年9月15日(月)
推薦方法:浦昭二記念賞
(https://www.issj.net/gaiyou/urashouji-kinen.html)中の
「浦昭二記念賞推薦様式」にご記入のうえ、
事務局(issj-office■issj.net)まで、メール添付で送付してください。
※■は@に置き換えてください。
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[3] 秋講演会 開催のお知らせ(10月19日)
2025年秋講演会を下記の要領で開催する予定です。
テーマ:AIを活用した学習最適化
日 時:2025年10月19日(日)13:00−15:30(ハイブリッド形式)
場 所:専修大学神田キャンパス 大学院棟7号館8階 784教室
講 師:堤 瑛美子 氏 法政大学理工学部創生科学科専任講師
情報交換会: 終了後に会場外にて開催予定
詳細は、下記リンクからご覧ください。
https://www.issj.net/mm/mm20/04/ISSJ_Autumn20251019.pdf
Peatixでも告知を開始しましたので、こちらもご案内にご活用ください。
https://peatix.com/event/4508769
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[4] 第21回全国大会・研究発表大会 のお知らせ(11月29日〜30日)
開催日:11月29日(土)30日(日)
会 場:青山学院大学 青山キャンパス
詳細は、下記リンクからご覧ください。
https://www.issj.net/conf/issj2025/
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[5] 官公庁4.0研究会第12回開催案内(8月30日開催)
テーマ:「官公庁におけるシステム調達の課題」
日 時:2025年8月30日(土)14時00分-16時50分
講演者:岩崎和隆(神奈川県職員、官公庁4.0研究会主査)
場 所:オンライン開催
参加費:無料
※ 当日参加可能としております。
詳細は、下記リンクからご覧ください。
https://www.issj.net/kenkyuu/2024_gov4/2024_gov4_250830annai.pdf
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[6] 学会設立20周年企画(4):「情報システム学」
2025年3月発刊の「情報システム学」(情報システム学会編)が会員の
皆さまに配布されますが、学会設立20周年企画の第4回は「情報システム
学」についてアーカイブいたします。
メルマガの長寿連載に故芳賀正憲氏の「情報システムの本質に迫る」
がありました。2023年1月に芳賀さんが急逝され、残念ながら連載は終了
しましたが、2022年8月30日号の「連載 情報システムの本質に迫る:
第183回 浦昭二先生のフロンティア」に、HIS研究会から、いざないの会、
情報システム学会設立、情報システム学体系化の取り組み、そして新情報
システム学序説に至る道筋が紹介されています。
https://www.issj.net/mm/mm17/05/mm1705-hs-hs.pdf
「いざない」については、2013年度全国大会の神沼靖子氏の特別講演
https://www.issj.net/journal/jissj/Vol10_No1_Open/A9V10N1.pdf
や、メルマガ 2009.1.5号の新刊紹介記事、「情報システム学へのいざない
改訂版」(浦 昭二/細野公男/神沼靖子/宮川裕之/山口高平/石井信明/飯島正 共
編)をご覧ください。
https://www.issj.net/mm/mm0309/mm0309-6.pdf
「新情報システム学序説−人間中心の情報システムを目指して−」
(2014.2.28発行)
のLaunchから「情報システム学−人間中心の情報システムを目指して−」
(2023.4.1発行)までの取り組みについては学会誌のアーカイブ、
「新情報システム学体系調査研究委員会の成果について〜『情報システ
ム学序説』 出版に向けて〜」(杉野 隆)
https://www.issj.net/journal/jissj/Vol9_No1_Open/A0V9N1.pdf
「情報システム学の目指すこと『新情報システム学序説』の刊行をと
おして−」 (伊藤 重隆、芳賀 正憲、渋谷 照夫)
https://www.issj.net/journal/jissj/Vol10_No1_Open/A11V10N1.pdf
や、メルマガ2017.11.29号記事「寄稿 新情報システ学体系調査研究委員
会の 状況と今後の方針のご報告」(渋谷照夫)
https://www.issj.net/mm/mm12/08/mm1208-tk-tk.pdf
全国大会(2021年 第17回)での発表、
「22年間持続する教科書の基盤になった情報システム学」(魚田勝臣)
https://www.issj.net/conf/issj2021-papers/pfiles/P007.pdf
「情報システム学の概念定義に基づくシステム開発,運用プロセス標準の
実践」(渋谷照夫/金子聡)
https://www.issj.net/conf/issj2021-papers/pfiles/P033.pdf
をご覧ください。(たくさんありますので漏れていましたらお許しください)
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[7] 連載 発注者からみた官公庁情報システムの現状と課題(岩崎和隆)
第72回 官公庁4.0研究会における自治体統一システム構想へのご指摘事項
1 はじめに
2025年8月2日に開催した官公庁4.0研究会において、前2回※1※2のメ
ルマガ記事をもとに自治体情報システム標準化(以下「標準化」と言いま
す。)を中止すべき理由及びその時点における私の自治体統一システム構
想を説明し、ご参加の皆様からフィードバックをいただきました。この場
をお借りしてご参加の皆様に厚く御礼申し上げます。
標準化を中止すべき理由についてのご指摘はなかったのですが、自治体
統一システムについては有益なご指摘をいただいたのでこのメルマガ記事
においてご指摘を反映してブラッシュアップするとともに、課題として残
した指摘事項を説明いたします。
全文は、下記リンクからご覧ください。
https://www.issj.net/mm/mm20/05/mm2005-gk-gk.pdf
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[8] 連載 “Well-being”ことはじめ(三村和子)
第92回 働く人の「らしさ」を支える気質論
先月号のメルマガでは、欧州から日本に分析心理学を導入した河合隼雄氏
が心理臨床家の出発点で葛藤を抱えたエピソード、そしてそのことを「日
本人の病」と表現したことについて触れました。さらに、河合氏が日本人
の自我の曖昧さや「場」への依存性を重視し、西洋的な「自」と「他」の
二元論では捉えきれない日本人の心のあり方に向き合っていたことについ
て検討しました。
河合氏の思想は、自己同一性という概念に違和感を抱く日本人の心理的
特性を浮き彫りにし、個人の心だけでなく「場」や「関係性」にも意味が
宿るとする視点を提示しました。このことは、企業のメンタルヘルスマネ
ジメントにおいて個人と組織の関係性を含めた支援の重要性を示唆すると
考えられます。今月は河合氏が問い続けた日本人特有の心的構造について、
企業メンタルヘルスマネジメントの観点で検討します。
全文は、下記リンクからご覧ください。
https://www.issj.net/mm/mm20/05/mm2005-wb-wb.pdf
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[9] 連載 プロマネの現場から(蒼海憲治)
第209回 山片蟠桃の今日的意義 〜現場知と思想の架橋〜
私は毎朝、出勤時にある小さな寺の前を通ります。私はその門前で毎朝
黙礼するのを習慣としています。特別な宗教的信仰があるわけではありま
せん。ただ、その寺には、私にとってある種の「知的刺激」として敬意を
表したい人物が眠っています。
その人物の名は、山片蟠桃(やまがた ばんとう)。18世紀後半から19
世紀初頭にかけて活躍した町人学者であり、商人としては経営難に陥った
升屋を再建し、仙台藩の財政再建にも尽力した実務家でした。一方で、彼
は懐徳堂で朱子学を学び、天文学や蘭学にも通じ、晩年には失明を乗り越
えて主著『夢の代』(ゆめのしろ)を完成させました。この書では、地動
説の支持、無神論、記紀批判、合理主義的経済観など、当時としては驚く
ほど先進的な思想を展開しています。
全文は、下記リンクからご覧ください。
https://www.issj.net/mm/mm20/05/mm2005-pg-pg.pdf
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[10] 経営情報学会の全国大会への協賛
一般社団法人 経営情報学会 2025年 全国研究発表大会に協賛します。
https://www.jasmin.jp/zenkoku_taikai/2025_fall/
開催日程:2025年10月25日(土)〜26日(日)
開催場所:北海学園大学 豊平キャンパス(札幌市豊平区旭町4-1-40)
開催方法:対面の開催を予定
参 加 費:経営情報学会会員と同様の取り扱い
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[11] 神奈川県立産業技術総合研究所 KISTEC教育講座への後援
地方独立行政法人神奈川県立産業技術総合研究所(KISTEC)の
KISTEC教育講座「量子時代のセキュリティを理解する」に後援します。
https://www.kistec.jp/learn/ango/?learntext=39636
講座名:KISTEC教育講座「量子時代のセキュリティを理解する」
開催日:2025年9月18日、19日(2日間)
開催方法:ハイブリッド(対面会場:かながわサイエンスパーク)
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07月28日号は・・ https://www.issj.net/mm/mm20/04/mm2004.html
06月27日号は・・ https://www.issj.net/mm/mm20/03/mm2003.html
05月30日号は・・ https://www.issj.net/mm/mm20/02/mm2002.html
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編集長 :川野喜一、 副編集長:永田奈央美
編集委員:岩崎慎一、上野南海雄、魚田勝臣、小林義人
(50音順)
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