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         情報システム学会 メールマガジン
                              2016.10.27 No.11-07

[1] 学会誌 第12巻第1号 発行のお知らせ(2016年9月30日発行)
[2] 第12回全国大会・研究発表大会開催予定(11月12日、13日)
[3] 連載 オブジェクト指向と哲学(河合昭男)
  第70回 時間と空間(4) - 過去・現在・未来
[4] 連載 プロマネの現場から(蒼海憲治)
  第103回 「関ヶ原」の夢の跡
[5] 連載 情報システムの本質に迫る(芳賀正憲)
  第113回 プロジェクトが失敗したとき
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[1] 学会誌 第12巻第1号 発行のお知らせ(2016年9月30日発行)
学会誌第12巻第1号を、9月30日に学会Webに掲載しました。

学会誌第12巻第1号の内容は、下記リンクをご参照ください。
 http://www.issj.net/journal/jissj/index.html

−目次ー
[巻頭言]  情報システム学の新しい展開     芳賀 正憲
[解 説]  プロセスマイニング・サーベイ(第02回: ツール)
     飯島 正, 田端 啓一, 斎藤 忍
[解 説]  プロセスマイニング・サーベイ(第03回: データ)
     飯島 正, 田端 啓一, 斎藤 忍
[解 説]  オープンデータ利活用に向けた情報システム開発人材育成の動向
     阿部 秀尚
[文献紹介] Thomas Haigh, Mark Priestley,Crispin Rope (著)
     土居範久(監修), 羽田昭裕, 川辺治之(訳)
     「ENIAC ― 現代計算技術のフロンティア ―」 石井 信明
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[2] 第12回全国大会・研究発表大会開催予定(11月12日、13日)

★発表予稿論文投稿 締め切り間近です★ (〜10月31日)
★事前参加申し込みを受付中です    ★ (〜11月 4日)

第12回全国大会・研究発表大会を下記の要領で開催する予定です。
テーマ:『富山から見える“地域社会と情報システム”の未来』
日時 11月12日(土)、13日(日)
場所 富山国際会議場 (富山市大手町1番2号)

大会HP: http://www.issj.net/conf/issj2016/index.html
大会プログラム:
     http://www.issj.net/conf/issj2016/data/issj2016_program.pdf

<大会一日目 11月12日>
・研究発表
・特別講演(1)
 講演タイトル :富山から発信する様々な情報センシングとその情報配信
 講演者 :富山大学 工学部長 堀田裕弘先生
・特別講演(2)
 講演タイトル :富山発、次世代社会インフラを支える情報システム
 講演者 :株式会社インテック 専務執行役員 石井貞行様
・情報交換会

<大会二日目 11月13日> 情報システムとしての売薬業を学ぶ
・富山国際会議場でのレクチャ:『情報システムとしての売薬業』
  専修大学名誉教授 魚田勝臣先生
・廣貫堂資料館での研修:売薬業の歴史、懸場帳などの資料
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[3] 連載 オブジェクト指向と哲学(河合昭男)
  第70回 時間と空間(4) - 過去・現在・未来

 「電卓4兄弟」というタイトルでカシオ計算機創業家の一人樫尾幸雄氏が
読売新聞「時代の証言者」に連載されています。リレー式計算機、電卓、デ
ジタル式腕時計、電子楽器、デジカメと次々新しいデジタル製品開発にチャ
レンジし、初期の企業向けリレー式計算機を除いてはすべて世界中にCASIO
ブランドとして浸透してきました。子供の頃の母親の思い出話があります。
「明日やる」と言ったら「明日は永遠にこない」と諭されたそうです。明日
の朝目が覚めたら今日になっています。つまり「いつやるんですか?今で
しょ!」の心でずっとやってこられたのです。

 この話、ゼノンの「アキレスは永遠に亀に追いつけない」を連想します。
アキレスは亀より後方からスタートします。その時の亀の位置についた時に
は亀は少し前に進んでいます。この繰り返しで、亀は常に少し先にいます。
かくしてアキレスは永久に亀に追いつけない。明日はすぐ近くのようで逃げ
てゆきます。

(全文は、下記リンクからご覧ください。)
http://www.issj.net/mm/mm11/07/mm1107-ot-ot.pdf
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[4] 連載 プロマネの現場から(蒼海憲治)
  第103回 「関ヶ原」の夢の跡

 先日、岐阜県養老町にある養老天命反転地という公園へ遊びに行く機会が
あり、そこで反転地と呼ばれるとおりの不思議な感覚を愉しみました。その
後、ここからほど近い場所にあり、また、かねてから訪ねてみたかった関ヶ
原の古戦場に足を運び、400余年前の天下分け目の合戦に思いをはせまし
た。
 今年のNHK大河ドラマ『真田丸』は、主役の真田信繁(幸村)を演じる堺
雅人さん、信繁の父・昌幸役の草刈正雄さんらの好演に加え、テンポのいい
三谷幸喜さんの脚本とあいまって楽しいドラマになっています。このドラマ
の中盤の山場が、「関ヶ原」であり、この合戦を境に、真田親子の運命も激
変するため、ドラマ開始当初より、どのように描かれるか興味津津でした。
・・はたして、ご覧になった方も多いと思いますが、なんと戦国時代のラス
トを飾る天下分け目の合戦は、わずか1分足らずで描かれました。

(全文は、下記リンクからご覧ください。)
http://www.issj.net/mm/mm11/07/mm1107-pg-pg.pdf
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[5] 連載 情報システムの本質に迫る(芳賀正憲)
  第113回 プロジェクトが失敗したとき

 プロジェクトマネジメントは、多段階のPDCAサイクルをまわすことに
より推進されますが、終了に際し最後のCAプロセスとして、プロジェクト
の経過をふり返り、成果、問題点、今後の対応策を整理、次のプロジェクト
に活かしていくことが必須です。特にプロジェクトが失敗したときは、これ
を失敗学として分析することにより、組織成長のきっかけにすることができ
ます。
 「事故・失敗からは必ず学ぶものがある。それらを今後の発展に、組織の
壁を越えて活かすことが何よりも重要である」という提言が、すでに今世紀
のはじめ、「21世紀の科学技術に関する懇談会」(科学技術庁所管)から
なされています。提言では失敗学が、技術の信頼性を高める有効な手段とし
て特筆されています。

(全文は、下記リンクからご覧ください。)
 http://www.issj.net/mm/mm11/07/mm1107-hs-hs.pdf
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  09月26日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm11/06/mm1106.html
  08月29日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm11/05/mm1105.html
  07月28日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm11/04/mm1104.html

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      芳賀正憲(50音順)
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