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         情報システム学会 メールマガジン
                 2010.10.25 No.05-07

[1] 第10回「情報システムのあり方と人間活動」研究会のご案内
                   (11月13日開催)
[2] 第6回 情報システム学会 全国大会・研究発表大会 開催のお知らせ
          (11月28日開催、発表論文提出締切り11月1日)
[3] 第6回 情報システム学会 全国大会・研究発表大会併設ワークショップ
       開催のお知らせ  (11月27日開催)
[4] 学会誌(第6巻第1号)発行のお知らせ(9月30日掲載)
[5] 提言「大規模システム化した自動車の安全性向上策」の公開のお知らせ
                  (10月23日公開)
[6] 第9回「情報システムのあり方と人間活動」研究会活動報告
                  (9月25日開催)
[7] 理事が語る
  「よりHuman-oriented/Human-centricな情報システムへ」(川野喜一)
[8] 連載「日本の情報システムを取り巻く課題と提言:第3回」(伊藤重光)
  「産(ITベンダー企業)の課題」
[9] 連載「情報の価値とインテリジェンス:第5回」(菅澤喜男)
  「インテリジェンス・サイクルを必要とする環境」
[10] 連載「著作権と情報システム:第19回」(田沼 浩)
  「1.著作物 [3]文化庁案「著作権審議会第六小委員会
           (コンピュータ・ソフトウェア関係)中間報告」(11)」
[11] 連載「プロマネの現場から:第31回」(蒼海憲治)
  「SEにとっての質問力」
[12] 連載「情報システムの本質に迫る:第41回」(芳賀正憲)
  「問題の平和的解決」
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[1] 第10回「情報システムのあり方と人間活動」研究会 開催のお知らせ
詳しくは http://www.issj.net/ の「今後の予定」をご参照ください。

 日時 2010年11月13日(土)13時30分〜16時30分
 場所 慶應義塾大学日吉キャンパス協生館6階 大会議室
  題目 「ICTに関わるユーザー・ベンダーの信頼関係構築」
        〜ICT関係者のパートナーシップ確立に向けて〜
  講演者 DICインフォメーションサービス株式会社
        代表取締役社長 小田 滋氏
**参加ご希望の方は、研究会主査まで下記宛てご連絡をお願いします。
  メールアドレス:shigetaka.itou■mizuho-ir.co.jp
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[2] 第6回 情報システム学会 全国大会・研究発表大会 開催のお知らせ
(11月28日開催、論文提出締切11月5日、事前参加申込締切11月17日)
詳しくは http://www.issj.net/ の「今後の予定」をご参照ください。

 日時:2010年11月28日(日)
 場所:専修大学神田キャンパス

<事前参加申込みについて>
 一般発表の論文は、冊子の論文集は作成せず、事前に皆様にファイルをダ
ウンロードしていただく形をとっております。そのためできるだけ事前参加
申込みをお願いしております。11月17日(水)までに、参加費を振り込んで
いただき、且つ申込みが届いた方へ、ダウンロード用のアカウントを発行い
たします。なお発表者の方も参加申込みが必要となりますので、ご注意くだ
さい。

<一般発表について>
 多くの会員の方々に研究発表を申込みいただき、50件を超える一般発表が
行われることとなりました。セッション構成を含めた詳しいプログラムを現
在作成中です。

<特別講演>「クラウドコンピュータ時代における企業のIT戦略について」
 大会当日、13時過ぎより北上真一氏(JTB情報システム)による特別講演
が行われます。
特別講演の概要:
 日本経済がデフレと不況に苦しんでいる中、企業はクラウドコンピュー
ティングへの対応を通して、コストダウンと効率性・創造性の追求をはかる
べく戦略の構築を進めています。JTBで行ったB2C系の仮想化活用事例の成果
と現状の課題から、「クラウド時代に企業がどのようなIT戦略をとっていく
べきか」を軸に、ITのグローバル化の概念、クラウド型データセンターの事
例等を交えながら、ハイブリッド型クラウドの位置づけや、今後の企業IT戦
略・組織のあり方・人財の育成など含めて、企業が利用できるクラウドコン
ピュータのあり方とその将来について紹介します。

 詳しい情報は、全国大会Webサイト
 http://www.issj.net/Plone/ISSJ/Conf/Conf2010 に随時掲載していきます
ので、ご覧ください。
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[3] 第6回 情報システム学会 全国大会・研究発表大会併設ワークショップ
     開催のお知らせ  (11月27日開催)

 全国大会・研究発表大会の前日、11月27日(土)に同会場(専修大学・神
田校舎)にて、これから情報システム論文を執筆したいと考えていらっしゃ
る方々を対象に、「“良い”情報システム論文を書こう」と題したワークシ
ョップを開催いたします(情報システム論文の作成を支援する研究会主催)。
なおワークショップへは無料で参加できますが、資料の準備の都合上、全国
大会とは別に事前参加申込(11月17日締切)が必要ですのでご注意ください。

内容:
 まず論文執筆の要領に関する基本的な知識と留意点について、主として執
筆者を対象として講義します。特に、情報システムの論文の「新規性」と
「有効性」あるいは「有用性」、「信頼性」に関して事例を基にした執筆上
の留意点に関して参加者の皆様と議論を行い「論文」化の作業を再考してみ
ます。
 続いて、論文におけるデータの取り扱いに関し、事例を基にその取り扱い
に関して講義します。今回は、主催者から提供する「記事」をベースに、論
文にするための演習を行います。まず論文の目標を規定することの重要性を
体験しその規定の仕方を身につける演習を行います。また論文全体の構成を
考え、論旨を通すことに関して演習を行います。
 最後に、演習体験を踏まえて情報システム論文を書くことに関する様々な
ことに関して総括議論を行います。
 なお参加者には、「情報システム論文の執筆ガイド」(情報システム学会
産業界からの論文投稿を促進する研究会)をお配りします。
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[4] 学会誌(第6巻第1号)「特集:人材育成と産学連携」発行のお知らせ
                   (9月30日掲載)  編集委員会
 http://www.issj.net/journal/jissj/

 学会誌編集委員会は、9月30日に第6巻第1号を発行し、記事9編と論文2
編を掲載しました。 http://www.issj.net/journal/jissj/ からご覧くださ
い。
 今回の巻号では「人材育成と産学連携」を特集しています。
 学会誌は、最新の巻号を会員専用、過去の巻号は、一般公開しております。
なお、学会誌に論文を投稿する場合、会員である必要がありますが、審査・
掲載は原則無料となっております。特に、論文掲載料を無料としている学会
は極めて少なく、本学会の大きな特色となっておりますので、会員の皆様か
らの論文投稿をお待ちしております。
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[5] 提言「大規模システム化した自動車の安全性向上策」の公開のお知らせ
             (10月23日公開)  企画委員会 伊藤 重隆
 http://www.issj.net/teigen/teigen.html

 情報システム学会は、社会への提言を発信して行きます。
 情報システムは、情報社会の進展に取り益々重要な存在となっています。
 社会への提言は、当学会設立理念に沿い情報システムが真に人間中心の情
報社会を実現するために、現実に社会で生じている情報システムの問題、今
後、予想される情報システムの問題と情報システム政策等について検討結果
を学会理事会承認の下、学会の見解として表明しより良い社会を実現する一
助とするものです。

 10月23日には、「大規模システム化した自動車の安全性向上策〜プリウス・
ブレーキのリコール問題考察からの提言〜」を公開いたしました。
 2010年2月に発生したプリウスのリコール問題は既に各種マスコミで論じら
れています。
 当学会はこの問題を単なるリコールとしてのみ考えず、「安全性と自動車
の情報システム化」の面から捉え提言を行いました。
 この提言が自動車業界、組込みシステム業界で参考となることを願ってい
ます。 (提言全文は、上記リンクからご覧ください。)
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[6] 第9回「情報システムのあり方と人間活動」研究会活動報告
                      (9月25日開催)
 http://www.issj.net/mm/mm0507/mm0507-6-tp.html

 日時 2010年9月25日(土) 13時30分〜17時
 場所 慶應義塾大学日吉キャンパス協生館6階 大会議室
 第1部 「専用CADシステムの開発」
   講演者 元三井造船株式会社 造船設計用CADシステム開発担当
       元三井造船システム技研株式会社
       住宅用開発会社向住宅設計システム開発担当 平野 哲雄氏
 第2部 「IFRS(国際財務報告基準)の情報システムへのインパクトと対応」
   講演者 株式会社システムフロンティア 常務執行役員 山田 雄久氏
(開催報告全文は、上記リンクからご覧ください。)
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[7] 理事が語る「よりHuman-oriented/Human-centricな情報システムへ」
 http://www.issj.net/mm/mm0507/mm0507-7-tp.html
    理事 川野喜一(富士通ディフェンスシステムエンジニアリング)

 本年(2010年)5月に理事を拝命し、メルマガを担当しております。編集
委員長の岩崎理事はじめ編集委員の方々との活動をとおして、学会の情報発
信、学会員の情報交換やコミュニケーションの場作りに少しでもお役に立て
ればと存じます。
 これまで、災害やテロなどの脅威から国土や国民の生活・安全を守るため
の情報システムの構築に、SE・研究職として携わってきました。現在も、
一経営者の立場で携わっております。
 (全文は、上記リンクからご覧ください。)
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[8] 連載「日本の情報システムを取り巻く課題と提言:第3回」
  「産(ITベンダー企業)の課題」
  日本アイ・ビー・エム・サービス株式会社 代表取締役社長 伊藤 重光
 http://www.issj.net/mm/mm0507/mm0507-8-tp.html

 今回はITベンダー企業の課題を仕事に対する意識、契約方式、下請構造、
人材育成、グローバル対応に分けて考えてみたいと思います。
 (全文は、上記リンクからご覧ください。)
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[9] 連載「情報の価値とインテリジェンス:第5回」
  「インテリジェンス・サイクルを必要とする環境」
                日本経済大学教授 菅澤 喜男
 http://www.issj.net/mm/mm0507/mm0507-9-tp.html

 インテリジェンス・サイクルを利活用する目的は、競争相手よりも優れた
パフォーマンスを継続的に維持するための競争上の優位性を築くために、必
要な意思決定を行い、戦略を立て、自らを取り巻く環境(例えば業界)と競
争相手をより良く理解することです。当然、分析結果は「絵に餅を書く」の
ではなく実行可能である必要があります。つまり未来志向で、意思決定者が
より良い競争戦略を立てるのを助け、競争相手の戦略よりも理解しやすく、
現在または将来出現するかもしれない競争相手の計画および戦略を識別でき
る必要があります。分析の究極の目標は、組織にとってより良い結果を生み
出すことです。これらの結果を競争分析から抽出することは、本稿で紹介す
るような理由により、近年、特に競争上より重要なってきています。
 (全文は、上記リンクからご覧ください。)
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[10] 連載「著作権と情報システム:第19回」
  「1.著作物 [3]文化庁案「著作権審議会第六小委員会
           (コンピュータ・ソフトウェア関係)中間報告」(11)」
               司法書士/駒澤大学  田沼 浩
 http://www.issj.net/mm/mm0507/mm0507-a-tp.html

 引き続き、1984年(昭和59年)1月に発表された文化庁の著作権審議会第六
小委員会の中間報告を検証する。 (全文は、上記リンクからご覧ください。)
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[11] 連載「プロマネの現場から:第31回」
  「SEにとっての質問力」  蒼海 憲治
 http://www.issj.net/mm/mm0507/mm0507-b-tp.html

 プロマネにとって、納期に余裕があり、お金が潤沢にあり、スコープも自
在に調整が可能なプロジェクトなど存在しません。そのため、プロジェクト
において前提となるスコープの変動に対して、トレードオフの関係にある納
期・品質・コストを、ステークホルダーの理解と協力を得ながらいかに調整
するかが、マネジメント・プロセスの一つとして重要になります。しかし、
トレードオフというとおり、すべてを無条件に満足させることができないた
め、いかに納得づくで仕事を進めればよいかに、いつも頭を悩ませることに
なります。
 (全文は、上記リンクからご覧ください。)
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[12] 連載「情報システムの本質に迫る:第41回」
  「問題の平和的解決」     芳賀 正憲
 http://www.issj.net/mm/mm0507/mm0507-c-tp.html

 スウェーデンが、ナチスに包囲されていた大戦時も含めて、19世紀初頭
から今日まで190年間、平和を保ち続けていることは、先進国で稀有の事
例です。これにより、国に対する絶大な信頼が生まれ、対決ではなく、Wi
n−Winの関係をめざして、中庸のところで問題を解決していく風土が醸
成されました。戦争による破壊の懸念がないため、長期的な展望をもつこと
ができ、将来に期待して高負担にも耐えられる国民性が培われたと言われて
います。国際競争力も社会福祉も教育も、世界最高水準の国づくりが実現で
きたことは、このメルマガでもすでに紹介してきたところです。
 ひるがえってわが国は同じ期間に、まず戊辰の内戦、そのあとアジア諸国
への侵略を開始、特に今次大戦では女性や子供を含め1千数百万のアジアの
人々を殺戮、数百万の自国民の命も失い、国土を灰燼に帰してしまった痛恨
の歴史をもっています。
 スウェーデンと日本の間には、国の進路に関する合意形成能力に、相当の
懸隔があったとみなさざるを得ません。
 (全文は、上記リンクからご覧ください。)
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9月25日発行html号は・・ http://www.issj.net/mm/mm0506/mm0506-0-9u.html
8月25日発行html号は・・ http://www.issj.net/mm/mm0505/mm0505-0-8m.html
7月25日発行html号は・・ http://www.issj.net/mm/mm0504/mm0504-0-7w.html
それ以前のメルマガは・・http://www.issj.net/mm/ (バックナンバー目次)

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