情報システム学会 メールマガジン 2009.6.25 No.04-03 [6]

理事が語る 「広報委員会2009年度活動プラン」

広報委員長・理事 柿沢 晋一郎(三和コムテック株式会社)

 今年度から理事を仰せつかりました、柿澤 晋一郎でございます。広報委員会を担当させていただくことになりました。企業の情報システム部門でシステム開発、運用担当として20年、その後立場を変え今度はITベンダーとして20年、都合40年以上、情報システムにかかわってきました。その経験を踏まえ、学会活動と学会そのものをプロモートしていく、広報アクションを、強力なメンバーで構成された広報委員の皆様とともに進めていきたいと考えております。
 新任のご挨拶も兼ねて今回は広報委員会の今年の活動計画についてお話したいと思います。
 今年度の広報委員会は次のメンバーで運営していきます。大変強力なメンバー構成ですのでご期待ください。

広報委員会メンバー(50音順)

   伊藤 重隆    (企画委員会 委員)
   岩崎 慎一    (メルマガ委員長)
   魚田 勝臣    (事務局長 )
   柿澤晋一郎    (広報委員長)
   杉野  隆    (企画委員長)
   田沼  浩    (監事)
   松平 和也    (監事)
   山本 喜一    (広報委員)

まず広報委員会のPositioning、目的についてお話します。

 1.  Positioningとしては企画委員会、メルマガ委員会との緊密な連携のもとで活動します
 2.  ISSJ の存在、意義、活動内容を情報システム、IT World の人たちに広く知ってもらうことが、そしてさらに広く一般社会での知名度を上げることが広い意味での目的だと思います。
 3.  この目的を達成するための重要なポイントが一般、賛助、学生会員を増やす、減らさない、ことだと考え重点的に施策を打っていきます。
 4.  私たちは、情報システム学会の広報活動は、企業でのMarketing 活動に相当するものと考えます。

賛助会員を増やす活動についての新しい施策は次のとおりです。

・賛助会員にとって魅力的なメリットを次のように増やし会員増につなげたいと考えます。

・学会活動、行事に参加し情報システム学についての理解を深める
努力目標を20社とする。増えた予算は、会長副会長の決断で重点配分する(改訂)
・一口5万円で5人まで登録、活動、行事に参加できる。既存の賛助会員への適用について事務局で具体案をねり、次回理事会で提案する(改訂)
・最新の研究成果の情報が迅速に得られ、企業への導入、活用が可能になる
・HPにLogo、バナー 企業のCSR、 Status、学会HPからのLink(新規)
・インターンシップの大学(外国の大学含む)への支援と企業との連携支援。特に大学側に対し、受入を希望する企業の詳細な情報提供をチェックリスト的な形で提供する(新規)
・他の研究者とのCommunicationの機会
・アカデミック割引制度の導入の検討 (新規)

一般・学生会員を増やすことへの施策は次のとおりです。

・一般会員にとってのメリットを増やす
・学会活動、行事に参加し情報システム学についての理解を深める
・他の研究者とのCommunicationの機会
・アカデミック割引制度の導入の検討(新規)
・学生会員のメリットをより広くアピールする
・学会活動、行事に参加し情報システム学についての理解を深める
・企業やアカデミックな他の研究者とのCommunicationの機会

さらに広報委員会の中に「ウェブコンテンツ・リニューアルプロジェクト」を設置することに決定しました。

 1.現在岩崎理事の手で、ウェブコンテンツを移行しているが、さらなるリニューアルをこのプロジェクトで検討し具体案を作っていく。
 2.プロジェクトメンバーを広く募る
 3.Web Master としてコントロールタワ-の役割を広報委員会が担当する

他の学会との相互乗り入れを促進することがきまりました。

 IEEEをモデルとする、全体のとりまとめを情報システム学会がする可能性を検討する。
 コンペティティブインテリジェンス学会と全国大会を来年度から合同で実施することを検討する

その他広報委員会施策は次のとおりです。

1.政策課題の発表 政府、行政の情報システムにかかわる政策、施策や社会全般の出来事などについて、情報システム学会としてのオピニオン、提言、コメントをまとめプレスリリースなどの形で迅速に発表していきたい。このミッションを中心になって推進する担当者を決め、これまで以上に積極的に取り組みたい。基本的にウェブ投票単純多数で決定する方法を採用するが、理事会の討議・承認を必要とする事柄もあり、その場合月例理事会で討議し取り扱いを決定する。
2.企業の研究会への呼びかけ どこかに企業に突破口を作る。
3.企業のトップを総会・大会に招聘し講演をお願いし、この機会を捉え以降賛助会員なっていただくように勧誘する