迷惑メール対策として、メールアドレスの @ は ■ に変更しています。
********************************************************************

          情報システム学会 メールマガジン
            2006.9.25 No.01-01
目次
[1] ISSJメールマガジンの創刊にあたって
[2] 学会活動報告 ロードマップ討議(2006.8.19)の概要
[3] 第16回理事会報告(2006.9.16)
[4] 内部統制セミナー(2006.10.12)の共催のお知らせ
[5] 研究発表大会のご案内
[6] 会員コラム 「情報システムを一般の人たちはどのように捉えているか」

********************************************************************
▲目次へ

[1] ISSJメールマガジンの創刊にあたって

 情報システム学会は,会員の皆様へのサービス向上の一環として,メール
マガジンを発行することになりました。第1号の発行にあたり,発行人から
一言ご挨拶申し上げます。

 5月に行われた総会でメルマガの発行をお知らせしてからすでに4ヶ月が過
ぎてしまいました。大幅に遅れてしまったことをお詫びいたします。
 会員相互間のコミュニケーション手段として,すでにブログ「会員のひろ
ば」の運用が始まっています。それに加えて,情報システム学及びその周辺
領域の動向についての新鮮な情報を学会から会員の皆様に提供し,会員の研
究,業務遂行に役立てていただくために,メルマガを毎月発行いたします。
 メルマガの主な役割は,会員に情報提供するだけでなく,会員から会員へ
のプッシュ型の情報提供及び情報交換の(きっかけを与える)場としても活
用していただくことと考えています。
 掲載する記事は,おおよそ次のようなカテゴリに分類いたします。特に,
「会員コラム」,「情報システム事例紹介」,「情報システム学とは」につ
いては,会員の皆様の積極的な投稿をお待ちしております。
  ・ 学会活動報告
  ・ 学会ニュース
  ・ 研究会,委員会の案内,レポート
  ・ 研究発表大会案内,終了後は探訪記
  ・ 会員コラム
  ・ 情報システム事例紹介(成功,失敗,障害,…)
  ・ 情報システム学とは
  ・ 賛助会員会社からの情報提供
  ・ ISSJ「会員のひろば」の新着情報new arrival
 今後,会員の皆様のご意見も頂いて,さらに役立つメルマガに育てて行き
たいと編集委員一同決意しております。よろしくお願いいたします。

html版は http://www.issj.net/mm/mm0101/0101-1-soukan.html

メルマガの編集に関するご意見はこちらへ
→ issj-magazine■issj.net

メルマガの記事に関するお問い合わせはこちら
→ issj-magazine■issj.net
▲目次へ

[2] 学会活動報告 ロードマップ討議(2006.8.19)の概要

 本学会の運営方針について議論するロードマップ討議を実施しました。上
野副会長が説明された討議の趣旨は次のとおりです。

 本学会は2年目に入りましたが,これまでの学会運営は設立の趣旨を十分
には具現するものではなかったとの認識において,多くの会員のご意見は一
致しているのではないかと危惧しております。本年3月に実施しました会員
アンケート結果の分析,また今一度会員がどのような領域に関心をもってい
るか洗い直し,これからの学会の活動,運営の仕方について集中的に議論し,
議論の結果をロードマップとしてまとめ、会員へフィードバックする必要が
あります。(学会の設立理念・趣旨を踏まえ,今後の学会活動,運営につい
て議論する。1回の集中討議でまとめは困難かもしれないが,議論を深める
事に意義がある。)その一環として,議論を有意義に進めるために,事前に
会員である松平様,柴田様,IBM伊藤様にご意見,アドバイスをいただきま
した。

 「情報システムとは何か」は,本学会の存在理由にもつながる根本的な課
題ですが,広く本学会員,一般に訴えるためには,情報システムのさまざま
な分野における位置づけを(技術面にこだわらず)具体例として示していく
ことも有効ではないかと思います。例として
-----情報システムと倫理
-----情報システムとスポーツ
-----情報システムと地方活性化
-----情報システムとブランド
-----情報システムと災害
-----情報システムと日本語教育
などなどです。
 それ以外に学会の運営に関するアドバイス,意見です。

 以上の結果を踏まえ,次の三つのテーマを大きな軸として議論を行い,具
体策の実施に繋げて行きたいと考えています。骨子は,社会の事象を「情報
システムとして捉えるとはどういうことか,この学会の設立趣旨に載って具
体的に取り組むべきことは何か」です。

1.情報システム学会の理念,他学会との差別化のあり方

2.社会,産業界との連携のあり方
(例えば)
・広く情報システムに関する社会の現実の姿・問題を伝える活動
・研究・教育について望ましい方向
  2−1.情報システムと社会,産業界とかかわるテーマの洗い出し
  2−2.魅力ある職業にするために
  2−3.入学学生数の減少対策

3.学会運営のあり方
(会員の関心領域のマップ作成、会員の要望の取り上げ方,理事会とのコミュ
ニュケーションのあり方)
 1,2のテーマについて具体策を出した後,それらの実施の方法として議
論したい。

 2回目の討議を年内に実施する予定です。会員の皆様からのご意見をお待ち
しています。

 html版は http://www.issj.net/mm/mm0101/0101-2a-kh-road1.html

 附属資料はこちら
 http://www.issj.net/mm/mm0101/0101-2b-kh-road1ron.pdf

 ご意見についてはこちら
 → issj-magazine■issj.net
▲目次へ

[3] 第16回理事会報告(2006.9.16)

 月次に開催している理事会での議題です。今月は6件ありました。

 議題1 入会会員の承認
 議題2 第2回 研究発表大会の準備進捗状況
 議題3 メルマガ第1号の発行内容と発行方法について
 議題4 ロードマップ検討会の報告と今後について
 議題5 東証問題に対する学会の見解について
 議題6 理事改選選挙管理委員会について

 詳細はこちら
 → http://www.issj.net/gaiyou/rijikai.html
▲目次へ

[4] 内部統制セミナー(2006.10.12)の共催のお知らせ

 日経BP社が主催する内部統制セミナー「トップマネジメントのための内部
統制セミナー」を本学会が共催しています。本学会は「経営情報学関連学会
『内部統制』タスクフォース」に参加しており,今回のセミナーについて本
学会会員は共催会員価格 12,000円(一般価格17,000円のところを特別割引)
で受講できます。
 専用の案内・受講申込ページは,
 http://business.nikkeibp.co.jp/j-sox-tsk/index.shtml
です。
▲目次へ

[5] 研究発表大会のご案内

 第2回研究発表大会が12月2日に専修大学神田校舎で開催されます。今年の
大会テーマは「人間中心の情報システムを考える」です。
 発表申し込み,参加申し込みについては,サイトがアップされましたので
ご覧下さい。

 詳細はこちら
 → http://www.issj.net/conf/issj2006/index.html
▲目次へ

[6] 会員コラム 「情報システムを一般の人たちはどのように捉えているか」
  執筆者 柴田 亮介(正会員)

 一般の人たち(社会)や情報システムの利用者は,情報システムの性質や
その働き,情報システムのもつ不安な面や危険性について十分に知識をもっ
ているとは思えません。特に,これから情報システムを学び,将来は情報シ
ステムの仕事に従事したいと思う学生や若手人材は,現時点で「情報システ
ムが,魅力ある仕事,やりがいのある仕事かどうか」を明確にイメージでき
ないでいます。そこで,異なる立場の人たちが情報システムをどのように捉
えているか,検討したいと思います。
 情報システムは,これまでは一般の人たちにとっては黒衣的な存在でした。
一般の人たちや利用者は,社会,ビジネス,生活などの個別利用テーマ(交
通や気象情報など)を通して,情報システムの働きを知ることになります。
利用テーマ別に事例を提示して,情報システムを身近な存在として認知,理
解できるように働きかけることが必要です。そこで,その一例として,地方
の活性化と豊かな文化生活の両面を実現する地域ブランドが,身近な情報シ
ステムであることを示したいと思います。

 詳細はこちら
 http://www.issj.net/mm/mm0101/0101-6-kc-rs.pdf
▲目次へ

**********************************************************************
・本メルマガ中の記名入りの記事は執筆者の意見であり,ISSJの見解を表明す
るものではありません。

・編集委員会へのメールは次のアドレス宛にお願いします。
 issj-magazine■issj.net

・会員からの投稿は,編集委員会が受領後に,本メルマガの趣旨と本学会の倫
理規定を基準に内容について審議のうえ,掲載いたします。

ISSJメルマガ編集委員会
 発行人:杉野 隆,編集長:砂田 薫,副編集長:吉舗紀子,
 編集委員:上野南海雄,小林義人,芳賀正憲,細野公男,堀内 一,
      山本喜一(五十音順)
**********************************************************************
▲目次へ