参加者からの要望・コメント (つづき) |
学会のあり方への要望・コメント: 信州大学の中嶋先生の発表にもありましたが、『情報システム』について狭く制約することは好みませんが、 学会としての考え方を取りまとめるほうが良いように感じます。 また、人材育成に関しては活発なディスカッションにもありましたが、各教育段階に対して、何らかの提言が欲しいところです。 夢は、高校の教科『情報』の内容を変える事です。 (高校の『情報』担当教員の参加も欲しいです) 自分の大学で出来そうなことを今後のカリキュラム改革に生かしたいと思います。 また、企業からの参加も多く、学生を輩出する側としては非常に興味深い話を聞くことができました。 この雰囲気は維持してもらいたいです。
大会運営へのコメント: 全体的に申し分の無い大会でした。ただ、午後の第2トラックはちょっと狭くて大変でした。 Webへの掲載: ◎許可する。
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日當 明男 (長崎総合科学大学) 様 会員 会員 |
土屋 満郎 (㈱エクサージュ) 様 会員 |
学会のあり方への要望・コメント: 第一回研究発表大会における発表は、「学」「産」双方からそれぞれが時宜にかなった内容のプレゼンテーションを 放てたように感じました。 このように、「学」と「産」が同じ土俵に立って勝負し、また連携し、情報システムを学問として推進し、そして実務において 適用・応用することは大変有意義であるので、これを継続、そして更に発展させることを切に希望します。 このように「学」「産」がスクラムを組みパワーアップしたコミュニティを形成できたとして、そのパワーをより効果的に 発揮するために、情報システム学会は、自ら積極的に情報システム・ユーザーに向けて情報発信、ニーズのくみ取りなど行い、 その成果を確実にユーザーに還元できるよう努力が必要なように感じます。 「学」「産」の連携の次の一手として、そして学会のあり方の一環として、ユーザー・コミュニティとどのように連携すべきかを 模索できると良いと考えます。 Webへの掲載: 許可する。 |
河村 一樹(東京国際大学) 様 会員 |
学会のあり方への要望・コメント: 情報システム学会という名前は,学術学会として始めて使われたと思われます。中嶋先生(信州大)のご発表にもあった ように,情報システム学とはどのような学問領域であるかについては,会員を含め,これからも大いに議論していく 必要があるかと思われます。できれば,この辺の領域にご意見をお持ちの方々に集まって頂き,学会主催のシンポジウムでも 開催されたらどうでしょうか? また,情報システム学教育のあり方についても非常に関心があります。 情報システム学教育がコンピュータサイエンス教育より難しい点は,理論面だけでなく実務面まで含めた教育体系が 要求されることにあるかと思われます。とくに,大学という実務から隔離された教育環境の中で,いかに実務ベースの 実学教育が実現できるかが,鍵になるかと思われます。 この辺の教育について成功している大学の教育事例などについてもお聞きできる機会があればとも思います。 大会運営へのコメント: あるセッションの枠で,タイトルと合わない発表がありました。その場合,できれば別のセッションを立てるなどされた方が よかったのではないかと思われます。なんせ,聴講者は,発表題目によって聞きたいセッションを選ぶことも多いので... また,発表論稿を,あらかじめPDFファイルでWebサイトにアップし,自由に閲覧できるようにした試みは,大変よかった と思われます。 情報処理学会などでは,発表件数が多いせいもありますが,すべてCD-ROMで配布されます。しかも,当日に。このため,中身 を見る暇もなく,手元に資料もないまま聴講するしかありません。 今後とも,このような方式を採択された方がいいかと思われます。ただし,実行委員会の負担も多いことでしょうけど。
Webへの掲載: 許可する。 |
匿名希望 会員 |
学会のあり方への要望・コメント: 大会運営へのコメント: ※上記の区別が判断つきませんので,あわせてコメントします。
大会は非常にアットホームな雰囲気で良かったと思います。 ただ逆に,「内輪」的な印象もあったのも否めません。 初回なのでまだこれからということだと思います。 また,発表時間が30分というのは,時間的に厳しいものがあったと思います。 議論をし始めるときりが無いのはわかりますが,発表時間はもう少しあった方が良いと思いますし,質疑応答が充実すると こういう大会も意義があると感じました。 質疑をうまくまわすためには,ファシリテータの役割が必要になってくるのですが。
論文は,「社会と情報システム」のような少し離れた視点からの発表内容は面白いものや興味をひかれる ものが多かったですが,技術的な発表はまだ研究というには物足りないものが多かったです。 技術的な方面で言うと,情報処理学会との差別化が今後は問題になってくるのではないでしょうか。 例えば,今後は企業活動に環境問題は切り離せないと考えられますので, ROI の指標の中に,環境評価基準のようなものを組み入れたり, CO2削減効果の算出方法を提示したり,ということでもいいと思います。 それでも発表者の質は高かったと思いますので,勉強になりました。
Webへの掲載:無記名なら許可する。
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島田 由美子 (多摩大学) 様 会員 |
学会のあり方への要望・コメント: 今回の研究発表大会で、情報システム学会に入っていらっしゃる方の研究内容がよくわかり、大変参考になりました。 規模がまだあまり大きくなりすぎていないので、ぜひ同じような方向性でご研究なさっていらっしゃる方の お話を伺う機会が多数あればと思いながら、帰ってまいりました。
大会運営へのコメント: 出席なさっていらっしゃる方、色々とご準備いただいているスタッフの方のお顔がよく見える、大変居心地のよい 研究会でした。今回は、皆様の熱心なご研究の成果を拝聴させていただくだけの参加でしたが、有意義な時間を すごすことができました。 プログラム、発表会場の準備状況、細かいことでは、紙袋、昼食等についてもスタッフの方、東京国際大学の皆様の配慮が よく感じられました。 ただ、部屋ごとの参加人数がかなり異なっており、席不足のところも見受けられましたのが残念でした。 これからも、大会の開催を心待ちにしております。スタッフの皆様、どうもありがとうございました。
Webへの掲載: 許可する。 |
匿名希望 会員 |
学会のあり方への要望・コメント: 北城会長ならびに荒井学長が述べられていたように、日本の情報システムの今後の発展のために、このような産学協同の研究、議論、協力、交流の場として発展していくことが大切であると思います。そのような意味で、今回のような研究発表の場を設けて、議論することが、この学会のあり方であると考えます。今回出席してみて、”産”と”学”のギャップをかなり感じました。また、”学”が今後の”産”で活躍すべき人財の供給の源であるところから、もう少しシームレスな連携を強めていくことが、今後の日本の情報システム関連の分野におけるリーダーシップを確保するためには重要なことであると感じました。そのようなかんがえから、この情報システム学会が橋渡役になればと考えます。 ご苦労様でした。 初めてのケースであるので仕方がなかったかもしれませんが、発表会場が狭すぎました。(予想より参加者が多かったのでしょうか)また、トラック単位でセッションが継続されていたため、違ったトラックで聞きたい内容がありましたが、途中での移動がしにくい状況でした。 もう少し、自由度があったほうがよいのではと思いました。 予稿集とともに発表時のPPTも入手できればと考えます。 Webへの掲載: ○無記名なら許可する。 |
伊藤 重隆 (㈱みずほデータプロセッシング) 様 会員 |
学会のあり方への要望・コメント 実業界・学会との間で、共通のテーマについて、活発に検討する場を持ちたいと思います。
質問時間等が十分でないケースがあり、時間の確保が必要と思います。 また、質問を通じた学会として適切なテーマを継続して検討する場を設定して行くことが必要と思いました。
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掛下.哲郎 (佐賀大学) 様 会員 |
学会への要望・コメント: ● 情報分野では、産業界の人達と大学の先生が議論する場が少ないので、それができるような学会として成長して行く ことを期待しています。 ● 講演時間の関係で概略しか聞けず、もっと詳細を聞きたい、もっと議論したい、と思うような講演がありました。 論文を事前に査読する方式を採用するのは難しいと思いますが、会場(ないしはWebやメール)でアンケートを取って、 評判の良い講演を集めた特別講演会を別途企画するのはいかがでしょうか。 大会運営へのコメント: ● 比較的こじんまりとした研究会で、新しい人達ともお知り合いになれたので、楽しい学会でした。 ● 午後の第二トラックは非常に盛況でしたね。私もそのセッションで講演したので嬉しかったのですが、 結果的に会場のキャパシティが不足してしまったのが惜しかったですね。もっとも、人数をあらかじめ予測するのは 難しいことなので、あまり気にされても仕方ないと思います。 Webへの掲載: 許可する。 |
岩崎 和隆 (神奈川県庁) 様 会員 ) |
学会のあり方への要望・コメント: 最後のパネルディスカッションは、パネラーの問題提起と質疑応答が対応していないと感じました。 パネラーの提起した問題を解決するには、小中高の教育を変える必要があるのは明らかです。 そこで、この問題を解決するために、学会として次のことに取り組むことを提案します。 1 高校の「情報」の教科書を作成する。 2 小学校、中学校向けに、論理力を磨くための副読本を作成する。 なお、この事業は他の学会や業界団体とも連携して推進します。 実際に学校で採用されるには、いろいろとハードルがあるでしょうが、少しでも活用されればよいのではないでしょうか。 大会運営へのコメント: まず、このようなコメントを求め、大会運営を改善しようとすること自体、非常によいことです。 午前はAトラック、午後はBトラックに参加しました。午前のAトラックでパソコンの画面がプロジェクタで投影できなくて、 15分間中断したのが残念です。 発表や質疑応答の時間が不足気味と感じました。発表30分、質疑応答10分にしたらよかったのではないでしょうか。 (当然、トラック数を増やして1トラックあたりの発表数を減らすことになりますが。) 教室がいっぱいになっていましたので、もっといっぱい入れる会場が良かったと思います。 Webへの掲載: 許可する。 |
稲宮 健一 (東海大学) 様 会員 |
学会のあり方への要望・コメント: ソフトウエアの技術面が色々と議論されました。大変に結構なことと存じますが、全く違う面で、ソフトウエアに対する 対価が低いと言う点がありませんでしょうか。日本では物には金を払うが、ソフトウエアとか、ノウハウとかに高い 評価を与えない風潮があるような気がいたします。特に、官庁関係は意識が低いように思えます。 どなたか検討なさいませんか。 大会運営へのコメント: 一日で仕上げる少し押し込め過ぎた様に感じました。 Webへの掲載: 許可する。 |
学会のあり方への要望・コメント: 学会に参加して感じたコトは実際の現場の若いモノがあまり居ないことでした。 個人的な期待としてはもっと若々しい感じを抱いていたのですが少し残念でした。 もっと現場の若い声が出せる場であって欲しいと感じました。はけ口になってしまうとダメですが、それをプラスに もっていける場所に成りえると思います。 人材育成に対して誰もが悩んでらっしゃるように思いました。この点に関してもっとお互いのいろんな考えや話を出し たり聞ける機会が増えると面白くなるのかなと思いした。 今後はもっと積極的に関わっていきたいと思います。 大会運営へのコメント: Webへの掲載:許可する。 |
井上 博文 (㈱神田須田製作所) 非会員 ) |