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情報システム学会 メールマガジン
2024.1.30 No.18-10
2024年1月号(1月30日(火)発行)目次
[1] 2024年度に新設する研究会募集のご案内
[2] HIS研究会開催のご案内(2月15日 開催)
[3] 連載 発注者からみた官公庁情報システムの現状と課題(岩崎和隆)
第53回 「自治体情報システム標準化・共通化」の短中長期展望
[4] 連載 “Well-being”ことはじめ(三村和子)
第73回 内面に意識を向ける
[5] 連載 プロマネの現場から(蒼海憲治)
第190回 変革プロジェクトにおける「抵抗勢力との向き合い方」
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[1] 2024年度に新設する研究会募集のご案内
研究会は、会員が情報システムに関連するテーマについて互いに研究し、
発表し、討議あるいは情報交換することを通して、会員の研究あるいは
業務に役立てて頂くことを目的としています。
1. 研究会(一般・常設)新設募集について
1-1 2024年度に研究会新設を希望される会員は、一般社団法人 情報シ
ステム学会の研究会規程に基づき設置申請資料を作成し、事務局に
提出してください。研究会新設申請は、理事会で審議され、承認を
得た後に、4月より活動を開始して頂く予定です。
1-2 一般研究会は、2年間が標準設置期間ですが、2年間の終了時点で延
長申請を行い理事会で承認を受けることにより3年間まで延長ができ
ます。
1-3 研究会の活動については、研究会規程 第7条、第8条に基づき成果
を報告する必要があります。なお、研究会は申請することにより規
程による補助金を受けることができます。
2.研究会設置申請書提出期限
2-1 提出期限を延長いたします。2024年3月1日(金)を提出期限とします。
2-2 それ以後も随時受け付けますが、活動期間は原則として研究会設置申
請を理事会が承認してから、2年以内の事業年度末日までとなります。
2-3 メールで事務局まで送ってください。
3.提出先
3-1 事務局
Eメール:issj-office■issj.net
(■は@(半角)に置き換えてください)
4. 関連する資料は次を参照ください。
研究会規程 http://www.issj.net/kitei/kenkyuukai-kitei.html
研究会関連書類の様式 http://www.issj.net/kenkyuu/youshiki.html
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[2] HIS研究会開催のご案内(2月15日 開催)
日 時:2024年2月15日(木)18:00-20:00
参加無料・完全オンライン形式
ZoomのURLはお申し込みの方へ後日お知らせします
演 題:情報システムとしての人間〜認知心理学の立場から〜
講 師:菊池 聡氏(信州大学人文学部教授)
詳細は、下記リンクからご覧ください。
https://www.issj.net/mm/mm18/09/HIS_240215.pdf
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[3] 連載 発注者からみた官公庁情報システムの現状と課題(岩崎和隆)
第53回 「自治体情報システム標準化・共通化」の短中長期展望
1 はじめに
2024年1月1日の能登半島地震では、多くの方が亡くなられ、また、被
災されました。
亡くなられた方には心から哀悼の意を捧げるともに、被災された方に
お見舞い申し上げます。
第19回情報システム学会全国大会・研究発表大会(ISSJ2023)では、
「のと鉄道観光列車を対象としたVR乗車体験システムにおける印象構造
の分析」がベストぺーパー特別賞を受賞されました※1。しかし、大変
残念なことに、研究対象の、のと鉄道も被災し、本稿執筆時点(2024年
1月21日)では運転再開の見通しがたっておりません※2。
そのような状況ではありましたが、2024年1月5日、6日に開催されたデ
ッカイギ※3に参加してきました。また、昨年のISSJ2023やその準備な
どで自治体の方の意見を伺う機会がありました。そこで本稿では、それ
ら様々な場面で伺ったことをもとに「自治体情報システム標準化・共通
化」の短中長期展望を考えてみます。
全文は、下記リンクからご覧ください。
https://www.issj.net/mm/mm18/10/mm1810-gk-gk.pdf
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[4] 連載 “Well-being”ことはじめ(三村和子)
第73回 内面に意識を向ける
の年末年始には、企業組織では久しぶりの忘年会・新年会などの職場
の宴会が開かれたところが多かったようです。ネットリサーチなどを行
うマクロミル社によれば一般的な「食事会・飲み会」は回復傾向ではあ
るものの、長期的には低下傾向にあるということです。一方で、「自宅
の特別な食事」はコロナ前を上回って推移しているなど、飲食スタイル
の変化がみられるということです。
職場の宴会に出席するかどうかは、それぞれの考えで決めてよいとい
う考え方が今は一般的になってきています。参加に積極的かどうか個人
差はあるものの、職場の宴会では感謝の気持ちなど普段から感じている
ことを伝えたり、参加者同士で理想や希望を語り合うことができる貴重
な機会でした。
全文は、下記リンクからご覧ください。
https://www.issj.net/mm/mm18/10/mm1810-wb-wb.pdf
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[5] 連載 プロマネの現場から(蒼海憲治)
第190回 変革プロジェクトにおける「抵抗勢力との向き合い方」
DXや働き方改革の言葉を聞かない日はないため、どの企業におい
ても、様々な改革・変革への取り組みがなされています。最近では、し
かし、トップの肝いりで威勢よく始まったDXプロジェクトへの取り組
みも、1年ほども経つと大幅にトーンダウンし、組織文化を変えるまで
至らずになってしまうケースも、よくみかけるようにもなっています。
その理由の一つは、改革や変革に対しては、現状の業務やシステム、
プロセスを前提とし、改革や変革に反発・抵抗する人や組織、いゆる
「抵抗勢力」の存在にあります。
変革に対する抵抗勢力の部門を廃止したり、抵抗勢力のキーマンを異
動させたり、さらにはキーマンそのものを変革プロジェクトのリーダー
にする等の大胆な手段によって解決する方法もあるかもしれませんが、
DXも働き方改革も、特定の部門の変革ではなく、全社での取り組みに
なるため、抵抗勢力をいかに味方に、少なくとも変革に対して中立的な
立場になってもらう必要があります。
全文は、下記リンクからご覧ください。
https://www.issj.net/mm/mm18/10/mm1810-pg-pg.pdf
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01月01日号は・・ https://www.issj.net/mm/mm18/09/mm1809.html
11月27日号は・・ https://www.issj.net/mm/mm18/08/mm1808.html
10月30日号は・・ https://www.issj.net/mm/mm18/07/mm1807.html
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