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         情報システム学会 メールマガジン
                                                   2021.3.30 No.15-12

[1] 第13回シンポジウム開催案内(5月29日)
[2] 第16回全国大会論文集 無料ダウンロード開始のお知らせ
[3] 開催報告:合同研究会「情報と創造性」(2月27日開催)
[4] 開催報告 早春講演会「未来を創る人間中心のDX」(2/27)
[5] 連載 発注者からみた官公庁情報システムの現状と課題(岩崎和隆)
    第19回 官公庁とDX(2)行為の論理構造の変化とDX
[6] 連載 “Well-being”ことはじめ(三村和子)
    第40回 経済システムの理想モデルと集合的心理的資本
[7] 連載 プロマネの現場から(蒼海憲治)
    第156回 ジャズの都・上海
[8] 連載 情報システムの本質に迫る(芳賀正憲)
    第166回 なぜ、日本でプラットフォームが見えなかったのか?

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[1]第13回シンポジウム開催案内(5月29日)

第13回シンポジウムを下記の日程で開催する予定です。
日時 2021年5月29日(土) 午後
場所 専修大学 神田キャンパス(予定)

詳細は今後随時学会のWebに掲載して参ります。
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[2]  第16回全国大会論文集 無料ダウンロード開始のお知らせ

情報システム学会では全国大会終了3ヶ月後から会員の皆様に、
発表論文集がダウンロードができるサービスを提供しております。
第16回全国大会・研究発表大会の発表論文集につきまして、ダウンロードの
準備が整いました。下記よりご利用くださるよう、ご案内申し上げます。

・「発表論文集ダウンロード」のページ
URL :https://www.issj.net/conf/issj2020-papers/papers/
ユーザ  :issj2020taikai
パスワード:Qz3Dmyaq
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[3] 開催報告:合同研究会「情報と創造性」(2月27日開催)

合同研究会を開催しました。
1. 日 時:2021年2月27日(土)13:00〜14:45
2.場 所:オンライン(ZOOMを使用)

詳細は下記を参照ください。
 http://www.issj.net/mm/mm15/12/mm1512-js-js-rp.pdf
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[4] 開催報告 早春講演会「未来を創る人間中心のDX」(2/27)

 2月27日に「未来を創る人間中心のデジタルトランスフォーメーション(DX)」
をテーマとしてオンライン形式で早春講演会が開催されました。経済産業省の
和泉憲明様より、「デジタルトランスフォーメーションの加速に向けたDX推進
政策の第2幕」〜DXレポート2とアーキテクチャ戦略を中心に〜というタイトル
で第一講演。株式会社プライドの北村充晴様より「データ資産化を進めるため
の要件」と言うタイトルで第二講演。当学会の砂田薫副会長より「ベンチャー
が挑む人間中心のデジタルトランスフォーメーション」というタイトルで第三講
演をいただきました。
 それぞれ、国の政策立案者の立場から見る危機感とデジタルトランスフォー
メーションの必然性、企業のデジタルトランスフォーメーション化に欠かせない
データ整理の重要性、ベンチャーに見るデジタルフォーメーションのヒントなど、
多くの事例と理論から、これから目指すべき方向性について、熱のこもった講演
をいただきました。会員の方々や非会員の方々を含めて32名の参加がありました。
 オンラインながら参加者からは時間ぎりぎりまで、質疑応答も行われ、DXを多
面的に考える良い機会になったとの反応もいただき、好評裏に閉会致しました。
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[5] 連載 発注者からみた官公庁情報システムの現状と課題(岩崎和隆)
    第19回 官公庁とDX(2)行為の論理構造の変化とDX

1 はじめに
 私は以前、地方独立行政法人神奈川県立産業技術総合研究所(以下「KISTEC」
と言います。)で総務業務全般を担当(具体的な業務内容をお知りになりたい
方はメルマガ記事第1回※1と第7回※2を参照してください。)していました。
KISTECでは機械、材料、電子、化学、IoT、加工、設計、デザインなどの研究
職が企業の技術支援をしています。経済産業省がDXレポート※3を2018年に発
表したとき、KISTECの役員及び研究職は非常に好意的に受け入れ、すべての研
究職がIoTのリテラシーを持つべきというコンセンサスがKISTEC内で形成されま
した。

(全文は、下記リンクからご覧ください。)
 https://www.issj.net/mm/mm15/12/mm1512-gk-gk.pdf
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[6] 連載 “Well-being”ことはじめ(三村和子)
    第40回 経済システムの理想モデルと集合的心理的資本

 先月号のメルマガで、理想の経済システムは集権化計画経済と分権化市場経済
という2つのシステムの長所を活かしたものである(『序説』「3.3 経済シス
テムの課題」を参照)という考え方と、この経済システムの理想モデルを取り入
れていると考えられる株式会社ディスコの従業員満足のための仕組み“個人
Will”の事例を紹介しました。そして、心理的資本への影響とISプロジェク
トへの適用可能性について検討を始めました。今月は、経済システムの理想モデ
ルが心理的資本に与える影響について検討します。

(全文は、下記リンクからご覧ください。)
 https://www.issj.net/mm/mm15/12/mm1512-wb-wb.pdf
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[7] 連載 プロマネの現場から(蒼海憲治)
   第156回 ジャズの都・上海

 今年の春節は大移動が始まる1か月余り前から、新型コロナの感染抑制のため、
上海市や会社から極力市外に出ないようにという移動制限が推奨されていたこと
もあり、赴任して初めて2か月余り、出張も旅行もせず、上海市内にいました。
上海から外に出られないため、足を運んだところの一つが、ライブハウスのある
ジャズバーでした。普段なら内外の観光客でいっぱいのため、予約しないと入れ
ないジャズバーも、その日の気分で予約なしでも着席することができ、ジャズ音
楽を楽しむことができました。
ジャズの様々なスタイルの生演奏を目の前で楽しみながら、この上海が、かつて
「アジアのジャズの都」と呼ばれていたことを、再認識しました。

 (全文は、下記リンクからご覧ください。)
 https://www.issj.net/mm/mm15/12/mm1512-pg-pg.pdf
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[8] 連載 情報システムの本質に迫る(芳賀正憲)
   第166回 なぜ、日本でプラットフォームが見えなかったのか?

 浦昭二先生の偉大な業績は、情報システム学のトランスフォーメーション、
すなわち”情報システム学X”を構想し推進されたことです。周知のように、
浦先生の考えられた情報システム学の新たな実践は、次の二つのプロセスか
ら成り立ちます。
(1)世の中の仕組みを情報システムとして考察し、その本質を捉えること
(2)世の中の仕組みに横たわる問題を究明し、そのあり様を改善すること
2月号のメルマガに記したように、最近上記の(1)に関して大きな進展が
ありました。世の中の仕組みを情報システムとして考察し、その本質をモデ
ルで示すことができるようになったのです。

(全文は、下記リンクからご覧ください。)
 https://www.issj.net/mm/mm15/12/mm1512-hs-hs.pdf
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   02月26日号は・・ https://www.issj.net/mm/mm15/11/mm1511.html
   01月29日号は・・ https://www.issj.net/mm/mm15/10/mm1510.html
   01月01日号は・・ https://www.issj.net/mm/mm15/09/mm1509.html

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 宛先は、メルマガ編集委員会(issj-magazine■issj.net ■は@に置き換
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 編集長 :川野喜一、 副編集長:永田奈央美
 編集委員:岩崎慎一、上野南海雄、魚田勝臣、神沼靖子、小林義人、
      芳賀正憲(50音順)
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