迷惑メール対策として、メールアドレスの @ は ■ に変更しています。
********************************************************************
         情報システム学会 メールマガジン
                 2009.7.25 No.04-04

[1] 「新情報システム学体系調査研究委員会」のお知らせ(8月22日開催)
[2] 理事が語る(渡邊慶和)
[3] 評議員からのひとこと
   「情報システム学会のさらなる発展を願って」(細野公男)
[4] 第2回情報システム学会シンポジウム開催報告(7月11日開催)
[5] 会員コラム「のようなもの −例を通じた学習の効果は?−」(江島夏美)
[6] 会員コラム「情報システム技術者の育成」(大岩元)
[7] 会員コラム
   <不定期連載>「高等学校における情報教育の現状」(山上通惠)
[8] 連載「著作権と情報システム:第5回」(田沼 浩)
   「1.著作物 [2]通産省案「ソフトウェア基盤整備のあり方について
        -ソフトウェアの法的保護の確立を目指して-」(3)」
[9] 連載「実践知としての情報システム教育を考える:第10回」(小林義人)
   「[IV] 実社会における議論力と企画デザイン力を鍛える
       (3)企画・デザイン力を鍛える」
[10] 連載「プロマネの現場から:第16回」(蒼海憲治)
      「京都花街の舞妓はんに学ぶ」
[11] 連載「情報システムの本質に迫る:第26回」(芳賀正憲)
      「社会(経済)システムの分析(1)」
[12] 招待セミナーのご案内
  UBA人材戦略セミナー“社会が求める人材像を考える”(7月30日開催)
[13] 図書紹介「実践ソフトウェア要求ハンドブック」
[14] 第50回理事会報告(2009年7月18日開催)
[15] 情報システム学会東京事務所、本稼動のお知らせ(7月31日より)
[16] メルマガ配信サーバー変更のお知らせ(8月25日号より)

<編集長からひとこと>
 去る7月11日に第2回シンポジウム「情報システム人材の育成−感性と論理
の新たな対話を求めて−」を開催いたしました。それに関連して、シンポジ
ウムでのご発言者でもある3名の方からコラムをご寄稿いただきました。ぜ
ひご精読ください。
********************************************************************
▲目次へ

[1] 「新情報システム学体系調査研究委員会」のお知らせ(8月22日開催)

 5月の総会で情報システム学会の理念が承認されました。それに併せて、こ
の理念を具体化するために、情報システム学の体系化、社会における情報シ
ステムに対する意識の向上についてなどについて調査研究する「新情報シス
テム学体系調査研究委員会」の設置も承認されました。
 つきましては、会員の皆様のご意見を伺い、調査研究方針を決定するため
に、予備検討会を下記要領で開催いたします。皆様のご参加を歓迎いたしま
す。
 なお、旧来からの名称「『新IS学体系』調査研究委員会」は、この「新情
報システム学体系調査研究委員会」に変更いたしました。

  日時:8月22日(土)13時30分から17時まで
  場所:専修大学神田校舎 7号館8階784教室
  連絡先:ご参加いただける方は、事前に下記あて連絡をお願いします。
       杉野 隆 sugino■kokushikan.ac.jp
       伊藤重隆 shigetaka.itou■mizuho-ir.co.jp
▲目次へ

[2] 理事が語る
        渡邊 慶和(岩手県立大学 ソフトウェア情報学部・研究科)
 http://www.issj.net/mm/mm0404/mm0404-2-7y.html

 今回、理事となりました「岩手県立大学」ソフトウェア情報学部の渡邊で
す。これまで『情報』と名の付く学会での理事を経験してきて感じた事をつ
れづれなるままに語らせてもらいます。個人的なとりとめのない話となるか
も知れませんが、ご容赦を頂きたいと思います。
 (全文は、上記リンクからご覧ください。)
▲目次へ

[3] 評議員からのひとこと
「情報システム学会のさらなる発展を願って」   細野 公男
 http://www.issj.net/mm/mm0404/mm0404-3-7y.html

 平成17年に創立され今年4年目を迎えた情報システム学会は、揺籃期を
過ぎ発展期に入ったといえよう。創立当時の副会長の一人として学会運営に
携わった私にとって、今日のような活動実態を目にすることができるのは、
大きな喜びである。これはひとえに会長、副会長、理事、監事、各種委員会
委員長を始め多くの会員諸氏によるご努力の賜物であり、心から敬意を表し
たい。
 平成21年3月には第1回評議委員会が開催され、学会の現状報告と活発な
意見交換がなされた。そこでそれらを踏まえていくつか私見を述べてみたい。
学会の発展に少しでもお役に立てば幸いである。
 (全文は、上記リンクからご覧ください。)
▲目次へ

[4] 第2回情報システム学会シンポジウム開催報告(7月11日開催)
 http://www.issj.net/mm/mm0404/mm0404-4-7y.html

 さる7月11日(土)慶應義塾大学日吉キャンパスにおいて、第2回シン
ポジウムを開催しましたので、報告いたします。今回は人材育成がテーマで
した。参加していただいた方々のご協力も得て、お陰様で議論は会場と一体
になり、非常に盛り上がりました。
 講演概要につきましては、本学会 Web サイトに講演要旨とスライドが事前
に掲載されておりますので、主に感想を述べさせていただきます。(乾昌弘)
 (全文は、上記リンクからご覧ください。)
▲目次へ

[5] 会員コラム「のようなもの −例を通じた学習の効果は?−」
      株式会社コンピュータ教育工学研究所 江島 夏実
 http://www.issj.net/mm/mm0404/mm0404-5-7y.html

 去る2009年7月11日(土)のシンポジウムで講演した内容をまとめました。
時間が短かったので、講演の時点では話していなかったこともありますが、
そういう内容も含めて簡単に紹介いたします。(全文は、上記リンクからご
覧ください。)
 なお、シンポジウムの講演資料は下記URLからダウンロードできます。
 http://www.issj.net/sympo/2009/090711_shiryou_3_ne.pdf
▲目次へ

[6] 会員コラム「情報システム技術者の育成」
              帝京平成大学 大岩 元
 http://www.issj.net/mm/mm0404/mm0404-6-7y.html

 情報技術者の育成に関しては、ACMが1968年に発表したCurriculum '68 に
よってComputer Scienceの教育が世界中で始まり、日本でも1970年に国
立5大学私立1大学で教育が始まった。しかし、その後に日本で作られた情
報関係学科は、情報工学科という名前から電子工学にFORTRANプログラミング
を加えた程度のものがほとんどで、Computer Scienceに関する教育を受けた
ものの人数は極めて少なく、その数も把握されていない。
(全文は、上記リンクからご覧ください。)
▲目次へ

[7] 会員コラム<不定期連載> 「高等学校における情報教育の現状」
             兵庫県立社高等学校 山上 通惠
 http://www.issj.net/mm/mm0404/mm0404-7-7y.html

 先日、恩師の浦昭二先生のお誘いをいただき、情報システム学会「第2回シ
ンポジウム」に参加させていただいた。佐伯先生の基調講演、小林・江島両
氏の講演に続く、岩崎理事をモデレータとした皆さんのパネルディスカッショ
ン、懇親会まで、遠く兵庫県から足を運んだ甲斐のある有意義な時間であっ
た。
 その会において、なんと高等学校の教師としての参加は私ひとりであり、
高等学校における現状のごく一部をお話しさせていただく機会を得たが、2
週間前に九州工業大学を会場に開かれた日本情報科教育学会に参加したとき
とは異なる雰囲気、これは日本情報科教育学会が高等学校の教師がたくさん
参加するものであるということに起因するのは自明であるが、その違いが新
鮮でもあり、また情報教育を取り巻く環境の複雑さを表しているようでもあ
り、非常に興味深かった。(全文は、上記リンクからご覧ください。)
▲目次へ

[8] 連載「著作権と情報システム:第5回」
「1.著作物 [2]通産省案「ソフトウェア基盤整備のあり方について
          -ソフトウェアの法的保護の確立を目指して-」(3)」
                 司法書士/駒澤大学  田沼 浩
 http://www.issj.net/mm/mm0404/mm0404-8-7y.html

 前号につづき、通産省(現、経済産業省)の産業構造審議会情報産業部会
が、ソフトウェアの保護制度の確立のために満足させるべき要件として掲げ
られた事項について、解説する。(全文は、上記リンクからご覧ください。)
▲目次へ

[9] 連載「“実践知としての情報システム教育を考える”
   〜論理的思考力とコミュニケーション力を身に付ける〜」
 「第10回 [IV]実社会における議論力と企画デザイン力を鍛える
         (3)企画・デザイン力を鍛える」    小林 義人
 http://www.issj.net/mm/mm0404/mm0404-9-7y.pdf

 変化が激しく、真似るべきモデルのない、未来が予測しづらい時代にあっ
ては、原点に立ち返り、(1)情報を読み解く力、(2)コミュニケーショ
ン力、そして、(3)企画・デザイン力の強化が基本要件となります。メル
マガ第8回で情報を読み解く力の源泉としての「言語技術教育の強化の必要」
について、第9回ではコミュニケーション力の原型として「対話力と議論力の
強化の必要」について述べました。本号では、白紙から物事を組み立て構想
し新たにものごとを築き上げるという意味での「企画・デザイン力」につい
て述べます。(全文は、上記リンクからご覧ください。)
▲目次へ

[10] 連載「プロマネの現場から:第16回」
  「京都花街の舞妓はんに学ぶ」   蒼海 憲治
 http://www.issj.net/mm/mm0404/mm0404-a-7y.html

 今年も7月、京都の祇園祭の季節がやってきました。ここ数年、プロジェ
クトを一緒に推進している同僚が、この時期毎年かかさず、祇園祭の太鼓を
叩くため、京都へ帰省します。年に一度の大イベントに備え、半年以上前か
ら、新規案件や改造案件の本番リリースや総合テストのスケジュールの調整
の仕込みに余念がなく、また、その前後、一生懸命に業務に専念している姿
をみているので、プロジェクトのメンバー一同自然と応援したくなります。
(全文は、上記リンクからご覧ください。)
▲目次へ

[11] 連載「情報システムの本質に迫る:第26回」
   「社会(経済)システムの分析(1)」   芳賀 正憲
 http://www.issj.net/mm/mm0404/mm0404-b-7y.html

 東欧ドナウ川の両岸に広がるハンガリー共和国は、面積が日本の4分の1、
人口が13分の1の比較的小さな国ですが、これまでバルトーク、コダーイ、
ルカーチ、ポランニー、ノイマンなど、多数の傑出した芸術家・学者を輩出
し、人類文化の発展に寄与してきました。人口当たりのノーベル賞受賞者の
数は、日本の10倍を超えています。
 1928年ブダペストに生まれたコルナイ・ヤーノシュも、主として社会
主義経済の内部からの卓越した分析により、東西の経済学者や政策担当者に
多大な影響を与えたハンガリーの学者です。数年前には国際経済学連合の会
長を務め、ノーベル経済学賞にも繰り返しノミネートされています。(中略)
 本稿では、同書や1990年盛田常夫氏がインタビューした記録をもとに、
コルナイが1つの社会(経済)システムをどのようにidentifyしていったか、
たどってみることにします。情報システム研究者が「しっかりと学ぶ」べき
参照領域の1つ、経済学へのアプローチの仕方として、現場に立脚したコル
ナイの分析とモデリングの進め方が参考になると考えられるからです
(全文は、上記リンクからご覧ください。)
▲目次へ

[12] 招待セミナーのご案内
 UBA人材戦略セミナー“社会が求める人材像を考える”(7月30日開催)
 セミナーの詳細は、 http://www.uba.or.jp/mod/forum/discuss.php?d=76
  日時:2009年7月30日(木曜日)午後1時30分〜4時30分
  場所:財団法人日本生産性本部 渋谷・生産性ビル 9階91セミナー室
  主催:NPO法人IT活用能力振興協会 http://www.uba.or.jp/
▲目次へ

[13] 図書紹介「実践ソフトウェア要求ハンドブック」
     エレン・ゴッデスディーナー 著、株式会社オージス総研 平山輝、
     藤井拓監訳、株式会社オージス総研訳  翔泳社 2,940円
 http://www.issj.net/mm/mm0404/mm0404-d-7y.html

 「ソフトウェア要求」はこれまでユーザーと開発者の間で様々な方法で文
書化されていましたが、そこには「作ってほしいもの」と「作れるもの」の
ギャップがあり、様々な問題を引き起こしてきました。本書は、そのような
ギャップを解消し、「ソフトウェア要求」をよりよくまとめるための参考書
です。
 以下、オージス総研が運営する「オブジェクト広場」に概要が載っていま
すので、ぜひご覧ください。(株式会社オージス総研(賛助会員) 藤井拓)
http://www.ogis-ri.co.jp/otc/hiroba/ogisbooks/SRMJBookOverview.html
▲目次へ

[14] 第50回理事会報告(2009年7月18日開催)

議題
(1)入退会会員の審議
(2)第2回シンポジウムの報告
(3)第5回全国大会・研究発表大会について
(4)評議員の委嘱
(5)理事の異動
(6)選挙管理委員会委員長の任命
(7)事務局業務の移行
(8)CiNii,ISSNの申請
(9)その他・報告事項
 議事録は追ってこちらに掲載・・ http://www.issj.net/gaiyou/rijikai.html
▲目次へ

[15] 情報システム学会東京事務所、本稼動のお知らせ(7月31日より)

 情報システム学会事務局は、来る7月31日(金)午後1時より、東京オ
フィスに移転いたしますので、予めお知らせいたします。
  移転日時:2009年7月31日(金)午後1時
  新オフィス住所:
   〒102-0081 東京都千代田区四番町4-13 I・S四番町ビル4F
     電話・FAX:03-6380-9514
     Eメール :issj-office■issj.net
▲目次へ

[16] 学会メルマガ配信サーバー変更のお知らせ(8月25日号より)

 現在のところ学会からのお知らせやメールマガジンは新潟国際情報大学の
ご協力によって issj■nuis.ac.jp から送信しております。
 学会 web サーバーの移転に続きまして、学会メールマガジンは次回の
2009年8月25日号より、 issj-mail-service■issj.net から送信いたします
ことを、前もってお知らせいたします。
▲目次へ

********************************************************************
・本メルマガ中の記名入りの記事は執筆者の意見であり、ISSJの見解を表明
するものではありません。
・本メルマガ記事の無断転載を禁じます。

・皆様からのISSJメルマガへの寄稿をお待ちしています。自薦・他薦を問
いませんので、情報システムにまつわる様々なご意見をお気軽にお寄せくだ
さい。非会員の方も、会員の紹介があれば寄稿いただけます。
 また、会員組織による人材募集やカンファレンス、セミナー情報、新書の
紹介など、会員の皆様に役立つ情報もお知らせください。
 宛先は、メルマガ編集委員会(issj-magazine■issj.net)です。

ISSJメルマガ編集委員会
 編集長:岩崎慎一、副編集長:魚田勝臣
 編集委員:乾昌弘、神沼靖子、小林義人、杉野 隆、芳賀正憲、
      吉舗紀子         (50音順)
 編集顧問:上野南海雄
************************************************************** 以上
▲目次へ