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         情報システム学会 メールマガジン
                 2008.6.25 No.03-3

[1] 理事が語る (伊藤重隆)
[2] 開催日迫る。参加者募集中〜「第1回シンポジウム」のご案内
[3] 研究会便り
   「産業界会からの論文発表を促進するための研究会」開催のお知らせ
[4] 論文誌発行のお知らせ
[5] 連載「大学教育最前線:第11回 近畿大学」(小林利臣)
[6] 連載「プロマネの現場から 第3回」 (蒼海憲治)
   「ソフトウェアにおけるオフショア開発への取り組み」
[7] 連載「情報システムの本質に迫る 第13回」 (芳賀正憲)
   「なぜ,Why,Miksi?」
[8] 理事会報告(6月21日開催)

<編集委員会からのお知らせとお願い>
 ISSJメルマガへの皆様からの寄稿をお待ちしています。自薦・他薦を問い
ませんので,情報システムにまつわる様々なご意見をお気軽にお寄せくださ
い(非会員の方も,会員の紹介があれば寄稿いただけます)。
 また,会員組織による人材募集やカンファレンス,セミナー情報,新書の
紹介など,会員の皆様に役立つ情報もお知らせください。
 宛先は,メルマガ編集委員会(issj-magazine■issj.net)です。
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[1] 理事が語る  理事 伊藤重隆

 今回,理事となりました「みずほ」情報総研の伊藤です。「情報システム
のあり方を考える」会の主査もしております。とりとめのない話となるかも
知れませんが,ご容赦を頂きたいと考えます。
 情報システム学会とは,その前身ともいえるHIS研究会に参加したこと
から縁がありました。HIS研究会では,「金融機関の情報システム」につ
いてご紹介したことがあります。その頃,金融機関は不良債権の重圧から脱
却すべく努力していた時期でした。私は金融機関の情報システム開発に長く
携わっておりました。学生時代を振り返りますとコンピュータ科学を専攻に
しましたが,会計,経営,経済も学んだお陰で,会社に入りユーザ部門と話
すときに相手の業務理解に役立ったと思います。入社後,1年で第2次オン
ラインシステム開発に参加しましたが,メインフレームのメーカーを変更す
ることが如何に大変であるかを身をもって体験しました。当時の最先端のメ
インフレームは主記憶が4MBであり,それで全国オンライン業務を行って
いたことは,今振り返ると驚異的なことであったと思います。
**全文は・・http://www.issj.net/mm/mm0303/mm0303-1.html
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[2] 開催日迫る。参加者募集中〜「第1回 シンポジウム」開催のご案内

 本記事の最後に申込書がついています。是非,ご参加ください。
 現在50名ほどのお申込みをいただいております。学生の皆さんをはじめ
若い方々のご参加も大いに期待しています。
 そこで今回、学生の皆さんには非会員でも無料でご参加できるようにいた
しました。この機会に是非たくさんご参加いただき、情報システム学会
のめざすところを理解して、入会してください。(既にお申込みいただいて
いる非学生会員の方々も無料にさせていただきます)
事前の申込みは、申込書をご使用ください。
 シンポジウム参加者には,基調講演,研究成果発表を含む予稿集を差し上
げます。パネルディスカッションでは,情報システム,情報システム構築現
場の課題等について,参加者からのご質問,ご意見も交え和やかに討議した
いと考えています。ともすると課題ばかりが強調されるITの世界ですが,明
るい未来にもスポットライトを当てたいと思っています。(主査 伊藤重隆)

===「第1回 シンポジウム」開催のご案内===
 情報システムが社会的に極めて大きな役割を担い影響が広範囲となる事象
が生じています。そこで「情報システム構築の課題」を討議し,システム構
築に関わる皆様が,このシンポジウムを通してご自分で感じていただき,一
歩でも前進できるシンポジウムといたします。今回,情報システム構築スタ
イルの変革にまで言及し,できればIT業界の明るい未来を示唆できればと願っ
ています。会員の皆様はもちろん,会員でない方も是非奮ってご参加くださ
い。利用者,開発者,経営者,研究者,学生の皆様が対象です。

日時:平成20年7月5日(土)13時〜19時30分(懇親会含む)
場所:専修大学 東京神田校舎 大学院棟(7号館) 3階 731教室
               http://www.senshu-u.ac.jp/
<テーマ>「情報システムのあり方」
      詳細は,学会 web・・・http://www.issj.net/
<プログラム>(13時〜17時30分)
 (1)基調講演
  「情報システムの王道」 繁野高仁氏
                  (株)情報システム総研代表取締役
  (要旨)「情報システムとコンピュータ・システムの混同が,様々な企業
    で深刻な問題を引き起こしています。情報システムの主役は人間で
    ありITは道具です。道具に振り回されることなく,真に経営を支
    える情報システムを実現するための基本的な考え方をご紹介します。」
 (2)研究成果発表
 (テーマ)「インターネットの進展に伴う新しい情報システム形態と人間
       活動」
  (2-1)「WEB2.0とその仕組み」
     坂東浩之氏
        ヤフー(株)事業推進本部 デジタルホーム事業室 室長
  (2-2)「オープンソースソフトウエアの潮流」
     吉岡弘隆氏 ミラクル・リナックス(株)取締役・CTO
  (2-3)「情報検索サービスデザイン」−エンタープライズシステムの視
      点から−           嶋津恵子准教授 慶應大学DMC
 (3)パネルディスカッション
 (テーマ) 「情報システムの重要性増大と構築上の課題と今後」
   ・パネラー: 繁野高仁
         甲斐荘正晃(株)KAINOSHOU 代表取締役
         岩崎慎一 (株)朝日ネット システム本部主任研究員
         嶋津恵子
   ・モデレータ:伊藤重隆 みずほ情報総研(株)品質管理部 部長
 (4)懇親会(18時〜19時30分)
<参加費>
  プログラム  会員 無料 非会員 ¥2,000
  懇親会    会員,非会員とも  ¥2,000
<企画・運営> 研究普及委員会 金井一成,柏木直哉
      「情報システムのあり方研究会」主査 伊藤重隆
<申込み>
下記にご記入の上,issj-office■issj.net宛にメールを送信してください。
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参加者氏名:
会員番号:         (非会員は不要)
所属:
連絡先
  住所:〒
  電話:
  Email:
懇親会参加確認:出席する,出席しない(いずれかを消してください)
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[3] 研究会便り
  「産業界からの論文投稿を促進するための研究会」開催のお知らせ

 第19回「産業界からの論文投稿を促進するための研究会」を以下のとおり
開催します。これまでにワークショップに参加された皆さんや情報システム
の事例を論文発表することに興味のある実務家の皆さん,論文原稿を既にお
持ちの方の参加をお待ちしています(内容A)。

日時 2008年7月19日(土)10時から12時
場所 専修大学神田校舎7号館(大学院棟)7階 774ゼミ室
内容
A.論文作成アドバイス。
 論文原稿(途中でも結構です),あるいは論文の構想を文章でまとめたも
 のを持参ください。
B.研究会活動(ご興味がありましたら,引き続き参加ください)
 B1.2007年度活動報告書作成
 B2. 秋の全国大会・研究発表大会総会におけるワークショップ
 B3.手持ち資料のUP状況
詳細は研究会のページをご覧ください。http://is.nuis.jp/~takagi/issj/index/
参加申し込み・問合せ先:takagi■nuis.ac.jp 新潟国際情報大学 高木義和
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[4] 論文誌発行のお知らせ

 学会誌編集委員会は,6月10日に第4巻第1号を発行し,論文1件を掲載
しました。・・・http://www.issj.net/journal/jissj/
 この号には,引き続き論文や記事が掲載される予定です。
 会員の皆様からのご投稿も随時受け付けております。
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[5] 連載「大学教育最前線:第11回 近畿大学 経済学部」 小林 利臣

 H11年からいくつかの大学で非常勤講師を務め始め,(35年の企業経
験を経て)H20年4月から近畿大学に就任したばかりですから,「大学教
員」としては“新米”です。したがって大学を代表して書くことはできませ
んが,「企業生活の長かった人間が大学教育に関わり合い始め“新鮮な眼”
で大学教育を個人的に見ることができる」のではないか,ということで書か
せていただくことになりました。現在は経済学部で「情報システム論」を中
心に講義をしています。
**全文は・・http://www.issj.net/mm/mm0303/mm0303-5.html
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[6] 連載「プロマネの現場から」第3回
  「ソフトウェアにおけるオフショア開発への取り組み」
        蒼海憲治(大手SI企業・金融系プロジェクトマネージャ)

 ソフトウェアにおけるオフショア開発の取り組み・・既に先行して実践さ
れている方が多いかと思いますが,担当業種がセキュリティを重要視する金
融機関ということもあり,3年ほど前から中国等とのオフショア開発に取り
組んでいます。
 「日経ソリューションビジネス」の2008年3月15日号において,イ
ンドのITサービス企業の日本進出が加速しているとし,インフォシスが,
日本ユニシスと提携したニュースとともに,タタ・コンサルタンシー・サー
ビシズ(TCS)が,「技術力」と「圧倒的な開発ボリューム」を理由に受
託開発を受注したこと,この契約の際,「価格」提示がなかったことが注目
すべき点である,と報じています。
**全文は・・http://www.issj.net/mm/mm0303/mm0303-6.html
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[7] 連載「情報システムの本質に迫る:第13回」
   「なぜ,Why,Miksi?」   芳賀 正憲

 SEの職場が,3Kとか7Kと言われるようになってすでに久しく,最近
ではさらにエスカレートして42Kとする人まで現れました。今月開催され
た人材育成関係のあるフォーラムでは,これに反発して,「業界の負のイ
メージを定着させ深刻化させるので,われわれ関係者はこの言葉を一切口に
しないようにしよう」という発言がありました。
 しかし企業の採用担当者には周知のことですが,少なくとも20年以上前
からさまざまな表現で,学生の間に同様の認識は広まっていました。事実と
してそのような認識があるのですから,関係者としてはそれを口にしないの
ではなく,むしろ積極的にアンチテーゼを提示して打開に努めるべきでしょ
う。
**全文は・・http://www.issj.net/mm/mm0303/mm0303-7.html
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[8] 第38回理事会報告(2008年6月21日開催)

議題
(1)入退会会員の審議
(2)2008年度総会および講演会総括
(3)シンポジウム(7月5日開催)の準備報告
(4)第4回全国大会・研究発表大会について
(5)その他・報告事項

**議事録は,追ってこちらに掲載
 ・・・http://www.issj.net/gaiyou/rijikai.html
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するものではありません。
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ISSJメルマガ編集委員会
 編集長:砂田 薫,副編集長:吉舗紀子
 編集委員:乾昌弘,小林義人,杉野 隆,芳賀正憲(50音順)
 編集顧問:上野南海雄
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